晴れたり曇ったり

毎日空を見て暮らしています。良い天気の日もあるし曇ったり荒れたりする日もあるし、日々繰り返し。

令和4年9月27日 安倍元総理国葬 

 令和4年9月27日、安倍元総理の国葬を執り行う日。

 本当に長い間、獅子身中の虫たるマスコミや一部野党による謂われなき中傷、攻撃の中、日本の為に世界を駆けて奮迅の働きをされて来た事に感謝し深く哀悼の意を捧げます。

 

 今朝の中日新聞、1面から社説から紙面あちこち使って国葬反対を煽ってます。今日に限った事じゃなくて国葬を岸田総理が口にしてから連日マスコミスクラムで喚いて来た事。 

 なんて云いますか、賛否分かれるよう煽ったのはマスコミだし静かな追悼を騒がしいものに焚き付けたのもマスコミ。

 マスコミが煽ればそれに乗っかって極左が騒ぐ。外国からの賓客を迎えて行う厳粛であるべき葬儀に、あえて会場近くで騒動を起こそうとしてる。見苦しいなぁ。

 マスコミは国葬に反対するアンケート結果が多数というけれど、反対を騒いでる人達の実数どれほど居るのか。

 デモの写真見れは旗立てた極左ばかりしか写ってないじゃないか。それを恰も国民の半数であるかのように小さな部分の拡大を繰り返し世論をデッチ上げて来た。

www.tokyo-np.co.jp

 

 NHKも必ず国葬に関する報道の中で「意見が割れてる」と報じてた。そうミスリードして来た。今朝のニュースでも反対世論多い中での国葬と報じてる。

 反対してるのは少数の左翼だけじゃないか。市民グループという名の左翼層は国葬阻止を目指し裁判所に訴えてるけどことごとく退けられ最高裁でも却下。 

news.yahoo.co.jp

 ・・最高裁第1小法廷(堺徹裁判長)は22日付で、市民団体側の特別抗告を棄却する決定を出した。差し止めを認めなかった東京地裁、東京高裁の判断が確定した。・・

 

 

 中日新聞の日曜日には「中日を新聞を読んで」というコラム欄。毎週筆者交代で寄稿。先々週に「政界汚染とテロの背景」という見出し。

 安倍総理が銃撃で殺害された事件に絡み岸田自民批判。記事の終わりに足立正生監督の新作映画公開を宣伝してる。

 安倍総理を撃った山上徹也を主人公にした映画。名古屋のシネマスコーレで27日に上映と、筆者はシネマスコーレという映画館の支配人。

 この人が書くこのコラム読んでると若松孝二監督とか足立監督とかのお友達。この欄は「アイコ16歳」を書いた堀田あけみ以外みんな左翼臭。

 先週も江口忍という大学教授が国葬批判の寄稿をしてた。つまりは中日(東京)新聞は極左思考を支持しそれを拡散してる。

 

 この日に合わせて安倍元総理を銃殺した犯人の山上徹也の映画を上映するという狂気の沙汰に自民党細野豪志ツイッターで意見。

www.honmotakeshi.com


 それで、何だかんだ云いながらテレビは朝早くから国葬の実況に奔走してる。否定するんなら無視すればいいのに全社特集組んで(除くテレ東)、今日一日テレビはこればかりでしょう。

 マスコミの無定見、不見識。デモやってる人達見てたら年寄多くて、あれは昔を懐かしんで興奮してるんでしょう。1972年で止まってる。

安倍最長政権なぜ生まれた? 

 今朝も今朝とて中日新聞は、思いっきり左に寄った論説、記事であふれてる。毎日毎日こう続ければ、テレビやラジオ(これが結構馬鹿にならない)新聞記事を無批判に受け入れている層は左に傾く。

 テレビでは、例えばテレビ朝日の「サンデーモーニング」そこに出演する顔ぶれ見れば常に左層。レギュラーみたいな青木理とか、よく出る姜尚中

 保守系コメンテーターの顔ぶれは皆無。司会の関口宏も左だから番組終わればアベ批判に自民保守批判ばかりが頭の中に残る。

 それを意図してるんでしょう。毎回毎回中日新聞の悪口ばかり書いてると毒気に当てられるのか嫌になる時もあるけれど、めげずオカシナところ拾ってみます。

 

 今朝は「考える広場 論説委員が聞く」という紙面2/3(1/3は広告)を使っての意見記事。見出しは「安倍長期政権はなぜ生まれた」

 それは「野党結集を拒む構造」だからなんだそうです。聞く相手は境家史郎東京大学教授。そんな高学歴識者の云う事に逆らうのは恐れ多い事だけど変と思う所もある。

 記事中、

〇 与野党ともに基礎票は減ってる。無党派層を掴むのが今の政治のポイント。

〇 その無党派層を活性化させなかったから投票率が低水準の中で安倍政権は連勝。

〇 政権批判の受け皿を分散させた。野党を分断する手段が奏功。

〇 憲法改正を執拗に訴えた事、イデオロギー的な問題が争点だと野党はまとまれない。

〇 民進党希望の党の合流が出来なかったのは、小池知事が憲法、安全保障で民進左派を排除したから。
 

 安倍総理はそれが野党を結集させない効果と判ってたんだそうです。続けて、日本人の憲法に対する意識について、同教授が論文発表の際に行った意識調査で二つの考え方を提示。

 

 A 憲法はあくまで国の理想の姿を示すものだから、政府は現実の必要に応じて憲法の文言にとらわれず柔軟に政策決定すべきである。

 B 憲法は国家権力を制限する具体的ルールであるから、政府は、現実の必要があるとしても、憲法の文言上許されない政策を採るべきではない。

 

 Bは立憲主義、ところがAは48%、Bは34%。Bのうち厳密な立憲主義者は11%。云い換えれば90%近くが「憲法の文言上許されない政策でも時に実施すべき」と考えてる。

 だから日本人は「非立憲的」だと云ってる。だけどこれ、設問がまずおかしくないですか。A、Bとも憲法は変えられないものとして設問してる。

 もう一つ、Cとして、「憲法は現状に合わないから時代に合わせ変えていくべきだ」という設問を加えないと答えられない人もいる。

 Cがあったらどうなんでしょうね。「当たり前の事ではないか。Cだ」が多数となって論文を書く目的から逸脱してモノにならなかったりして。

 

 結局この記事は改憲阻止、アベ批判を目的の企画記事でしかないんだけれど、最後に、・・憲法という争点を日本の政治からなくさない限り、野党はまとまれません・・

 なんだ、要するに憲法改正はさせたくない。それを云ってたら野党の目が出ない。だったら改憲を云うの止めようぜって事なんだ。

 つまらん記事だなー。Aの設問中にある・・現実の必要に応じて・・「憲法を変えれば」良いじゃないですか。現実はヤバイんだから。

 中国、北朝鮮の核の脅しという国防の危機を目の前にして、云ってる事はどうしたら政権交代出来るんだろうって、アベ批判を繰り返したって現実見ないんだからやっぱり勝てないでしょう。

 中国、北朝鮮に加えてウクライナに無茶な侵攻するロシア見てたら自分の国は自分で守る事が大事なのはみんな感じてる。なのにそこがスッポリ抜けちゃってる。

 

正倉院に残る古代の戸籍「半布里(はにゅうり)戸籍」

 古い戸籍の話、明治、大正の頃から思い切り古代に飛んで平城京の頃、大宝律令が制定された701年、その翌702年に作られた戸籍の話。

 昨日9月24日、当市の各務原歴史研究会というところが主催する講演会があり出掛けて来ました。講演のテーマは「奇跡の半布里戸籍ー古代戸籍を紐解く」

 半布里(はにゅうり)戸籍、正倉院に残る最古の戸籍。講演者はこの戸籍が作られたとされる岐阜県加茂郡富加町教育委員会文化財専門官。

 羽生という地名は町内に残っており、この地名室町期には埴生郷、羽丹生郷、江戸期に羽生村と変遷。正倉院に残る正式名は、

 「大宝2年御野国加毛郡半布里戸籍」(たいほうにねん みのこく かもぐん はにゅうり こせき)

 大宝2年(702年)に作成された現存最古、紙に書かれたもので世界最古と当日の資料の最初に書かれています。講演は休憩を挟んで2時間、なかなかに興味深い話が続きました。

 当市でも5千年前の遺跡が発掘されて素焼きの壺や生活の痕跡が保存されていますが、美濃近辺には大昔からの史跡が沢山ある。

 富加町のHPにこの戸籍の事がアップされています。 
 

www.town.tomika.gifu.jp

 

 大体はこのHPに書かれている内容のお話。先般訪ねた川辺町役場も加茂郡富加町加茂郡。隣に美濃加茂市があってここは旧中山道の太田宿が主体、近隣の加茂郡の町村と合併する際その加茂の字を入れてる。

 旧国鉄の駅名は美濃太田駅だし本当は美濃太田市としたかったんでしょうが、美濃加茂となって、でもこうしてみると加茂郡の方が先輩、順当だったんだとも思えます。

 岐阜市近辺には山県郡(やまがた)、方県郡(かたがた)という地名があって、正倉院に伝わる古戸籍にはこの郡のものもあると書いてあります。

 こうした戸籍が作られたのは班田収授のための台帳として、中央集権的な律令国家としての税制、兵役、身分についての云わば国勢調査

 今は5年毎だけどこの戸籍は6年に一度行われていたと、それを郡の役人が3通作成し1通を郡にとどめ2通を都に送り天皇の御覧にも擬したとあります。

 

 さて1300年以上も前のそれが残っていた理由、なぜ正倉院にあったのか。これは奇跡的偶然のたまものだと講演者は解説。

 都へ送られた戸籍は6年後に更新され古いものは公文書として30年間保存。年限を過ぎると廃棄処分とされる筈が裏面の再利用目的で運よく東大寺に払い下げられた。

 752年東大寺大仏開眼。この時の経費等支払い帳にリユース。753年頃正倉院完成、大仏建立の関係書類が正倉院中倉に収められる。

 これだけなら埋もれたままになってたけれど天保7年、江戸期に正倉院に落雷、修繕のため宝物が東大寺へ移管され国学者「穂井田忠友」による調査で発見。

 当時紙は貴重だったから同じ頃の記録には木簡が使用され、平城京跡から出土の木簡にもこの戸籍と関係があると思しき人物の名前が書かれていたという話もありました。

 このあたりの中学校、小学校、今は制帽をかぶらない様ですが、校章には勾玉が対でデザインされていた。古墳、遺跡から出土したもの、大昔から人が暮らしていた証。

 その証がこうして文字の記録として今に残ってる。矢張り日本は記録の国だ。それが出来るのは多くの人が文字を読め書ける事。

 1300年前の飛鳥、奈良時代法隆寺の完成した頃。聖武天皇天武天皇持統天皇元明天皇桓武天皇への御代。

 今に続く一統とともに歴史がしっかり記録され残ってる。文化、文明の証し。学校で習った一遍通りの歴史授業の隙間、襞には興味ある話が詰まってますね。

 前回の講演会は「中山道鵜沼宿」だった。次回は「木曽川と川島 大河の流れとともに生きて」郷土史はなかなかに興味深い、かつ面白い。

 

青山繁晴議員 動画で「財務省の陰謀」を批判

 マスコミがその偏向報道で信を失っていくのは、一方にネットがあってマスコミ報道の検証をしているから。あるいは一般人であっても独自の取材、聞き込み、の結果を自身のブログ等で公開してそこに齟齬があるから。

 これまで報道はマスコミの専有機能だと自他ともに認めて来たけれど、誰でもがネットに意見を公開出来るようになってそれが崩れ始めてる。

 マスコミがジャーナリズムの意味を正確に理解しそれぞれ思う所に依ったものであったとしても公平な、正確な報道をすれば占有でも良かった。

 餅は餅屋に任せて、国民は専門職の仕事を、対価を払って成程と頷いておれば良かったんだけど、そんな時もあったかも知れないけれど、今は残念ながらまったく信用できない。

 報道じゃなしに特定の思惑を秘めた広宣流布、要心深く、見たり、聞いたり、読んだりしないと文中に仕込まれたミスリードに引っ掛けられる。

 ネットが普及しマスコミの底意が露になって来たとはいえ,しかしまだまだマスコミの影響力は侮れない。マスコミもそれが判っているから批判されてもナイーブな層への偏向報道を止めない。

 仕方がない。何事も、物事はいっぺんには進まない。それでもマスコミも、政治も、その他諸般ネットの影響力を無視することは出来なくなって、厳しい指摘には横目で見ている気配はある。

 この傾向を進めるには、左翼層やマスコミがやってるように上げた声を繰り返す事でしょう。一過性にはしない。例えば「モリカケサクラ」でっち上げでも繰り返す事でまだ信じてる人は多い。

 だったら「モリカケサクラ」は事実を報じない自由でのアベ総理攻撃なんだという事を繰り返す。面倒くさい事だけれどそれやらないとでっち上げが本当になっちゃう。

 今回の国葬報道見てても、少数者でしかないパヨク側の声ばかり取り上げるもんだから世論が国葬反対に傾いてるという空気を作ってる。

 都道府県知事で式に参列しないのが沖縄と静岡だけというのを見ても国葬反対のマスコミ論調が自分たちに都合の良い方に偏ったものだと判る。

 
 前振りが長くなっちゃった。政治家の中でネットを積極的に活用し日本の国益と尊厳を守るために身を粉にして活躍している青山繁晴参議院議員

 政治活動の報告をYOUTUBEにて公開。頻繁に上げてますね。いつも拝見してるんですが、9/22ぼくらの国会・第402回ではズバリ「財務省の陰謀」というタイトル。

 政治家でここまで財務省を向こうに回し厳しい指摘する人は居ないでしょう。政治家でなけれな高橋洋一財務省の事をZと云ってキツイ事を云ってる。

 

www.youtube.com

 

 参議院選挙で自民党防衛庁の予算を増額、GDPの2%という数字をはっきり出して戦い多数を得た。ならば公約の実行を速やかにすべし。

 ところが財務省がこれを骨抜きとすべく小細工を行ってる、というのが青山繁晴議員の主張、財務省の仕掛けた「陰謀」だとまで云ってますね。

 財務省の人もこの動画を見てるだろうから云うけど「下手な事はやらない方がいい」と指さして「ここで止めて下さい」「本来の議論をおかしな方に持って行かない」ようお願いし「遠慮なく戦う」とまで云ってる。

 地元を持たず、献金を受けず、だから回りへの配慮に気を使う事がないという立場だから出来る事だけど、国防という大事な政治案件にPB命の財務省が陰で容喙する事に警告を出してる。

 あまりにも突出して目覚ましい政治活動をしてるものだから足引っ張られたり陰口云われたりしてるけれど、めげず信念を貫いてますね。

 この動画はお勧め。安倍潰しにばかり躍起の野党政治家と比べ、なんという彼我の差。国会議員は国家の為に政治をして下さい。ガーシーなんて、何だありゃ!

 

 

日韓首脳 日本は「懇談」韓国では「会談」どうも押しかけらしい

 韓国は前大統領が反日をやり過ぎて後を受けた尹大統領も苦労しますわね。と云って韓国ですから基本反日には違いない。

 国民が熱狂反日だから下手な融和姿勢を見せると猛烈な反発を食らう。今年5月に就任したばかりなのに既に支持率30%台とかで後がない。

 で、文さんと同じように強烈反日姿勢を見せれば良いかと云えば日本側の反発が待ってるからそう簡単に舵は切れない。

 日本も円安が進んでいるけれど韓国もウォン安。日本と違って韓国は貿易で食ってるからウォン安、ウォン高、どちらに振れ過ぎてもよろしくない。

 少し前にはウォン-ドル1200ウォンを超えたら危ないとか云ってたけれどそれをはるかに越して1400はやばい領域。

 だから何とかしようと、こうした場合いつもとる方策は決まっていて「おい、チョッパリ、ウリを助けるニダ」とエラそうな態度ですり寄ってくる。例えば日韓スワップ

 いや、「来たもんだ」かな。あんまり図に乗ってやり過ぎたものだから最近は相手にしてもらえない。慰安婦から始まって徴用工、P-1へのレーダー波照射,GSOMIA。

 まだ他にもあるけれど韓国側が仕掛けた無礼の数々、慰安婦なんかウソがばれて最近云わなくなって、次には佐渡金山もち出したり。

 徴用工なんて、安倍総理の時に「旧朝鮮半島出身労働者」と正確な呼称を決定し政府はそれを使用しているのに韓国及びマスコミは徴用工と云ってる。

 その出稼ぎに過ぎない”徴用工”も韓国最高裁が日本企業に賠償金を支払えと判決出し、払わないなら韓国内の日本企業の財産差し押さえと云ってたけど最近取り消した。

 文から尹になって流石に行き過ぎに気が付いた。そこで宙に浮いた問題の解決に両国で基金をとか何とか日本側を引きずり込んで金を払わせようと必死。

 この問題は1965年に結んだ日韓基本条約と日韓請求権協定で解決済み。韓国内の問題は韓国側が対処すべき問題。だから日本は相手にしていない。

 これまで日本が甘やかしてきたからゴネれば金が取れると今回も思っているんでしょう。それだけの話なのに今朝の中日新聞、3面で「元徴用工解決へ 協議加速」という記事。

 大げさな、元々は国連の会議に出かけた日韓両首脳が話をしたというだけの本来はゴミ記事。なのに見出しは上の如しかつ写真、イラスト、図解入り。

 しかも韓国側はこれを「会談」としているけれど日本側は「懇談」。韓国マスコミは事前に観測記事どころかでっち上げで日韓首脳会談とやってたけれど実際は非公式対話。

 どうもアポなしの押しかけ対話らしい。

www.moeasia.net

 

 韓国メディアの記事、まとめにある要約、

〇 岸田と会うことは韓国メディアにはまったく知らされてなかった

〇 岸田のいた建物に突然ユンが来た

〇 そこにいた日本の記者から韓国記者に「ユンが今ここにいるんだけどどうなってんの?」と確認の連絡が来て初めて知った

〇 ”会談”が始まって数分後に韓国政府から「いま岸田と会談やってるニダ」と連絡が来た

〇 マジでアポなし電凸だった模様。

 
 韓国側マスコミだってこう書いてるのに日本の中日新聞ときたら、ただの短い顔合わせに過ぎないの「徴用工解決へ」と話を大きくしてる。

 さらに5面で社説、

www.chunichi.co.jp

 

 なんで中日新聞はこうまでして韓国に肩入れするのかね。友好は結構だけれどそれを望むならこれまでの無礼をまず詫びるべきでしょう。

 問題が山積してるって書いてるけれどみんな韓国側から始まったウソや云い掛かり、そこを指摘しないで仲良くしろといっても鼻白むばかり。

 

岐阜のグランドキャニオン 山の上からの眺望

 いつもは毎週月、火と山登りに行くんですが今週は台風14号が来たせいで月曜日は取り止め。翌火曜日は強い風が残ったものの晴れたので出掛けて来ました。

 水曜日、昨日は、週2回という生活のリズムが出来てるので当たり前のように用意して出掛けたんですが、いつもとは違う山へ出掛けて来ました。

 少し前にテレビの地方ニュースで、町おこしに岐阜のグランドキャニオンという惹句をつけ、その眺望を紹介してるのを拝見。なるほど山の頂から見る風景、彼のグランドキャニオンに似てると云えば似てる。

 スケールが違い過ぎるからちょっと背伸びだなぁと思う所はあるけれど(行った事ないし写真で見ただけなんですがね)わが町の事を知って貰いPRする心意気は理解できます。

 実はそのニュースを見たから出掛けようと思ったわけじゃなくて、たまたまその町役場へ出掛ける用事が出来、ついでに山登りをしたという次第。

 母親が去年の5月に95歳で亡くなって、住んでた家が空き家になってしまい、放っておくわけにも行かないので登記の書き換えをする事になり、その為には母親の出生からを記録した謄本が必要。

 母親の父親、母方の祖父は明治16年生まれ、若い頃朝鮮にわたり自営の町工場を営んでその地で5男4女をもうけ終戦で引き揚げてきたという経歴。だから母親は朝鮮生まれの朝鮮育ち。

 母親が私の父親と結婚し私が生まれたという謄本はあるけれど、母親が確かに祖父の子として朝鮮で生まれたというその前の記録は無い。それを求めて祖父の生まれ育った地の役場に連絡。

 有りますという返事を貰ったのでそれを受け取りに出掛けてきたわけです。役場の窓口で受け取る時、こんな古い記録もきちんと残ってるなんてすごい話ですねぇと係の人にお礼方々感じた事を申し上げました。

 矢張り日本は記録の国だ。古来より、万葉集古事記日本書紀源氏物語日記文学御伽草子、絵草子も含め文字が残ってる。中世以降の政治の記録は云うに及ばず、江戸期の武士、庶民の日記まで、兎に角なんでも片っ端から記録してる。

 母方の祖父の、曾祖父の名前まで、この人は江戸時代の生まれでしょう。この地にあって暮らしていたという確かな記録。手書きのそれが残ってました。いささか感じる処あり。

 ここまでキッチリとしたものが残ってるとなると、戸籍や国籍ロンダリングなんて出来ませんね。これを嫌がって何とか無くせないかと思う人も出てくる。漢数字の手書きだから誤魔化せない。

 手数料750円を支払って町役場を後にして山登り。町がPRしてるから駐車場なんかも公民館の利用ができるしトイレも貸してもらえる。停めてから一応声をかけて置いたら「お気をつけて」

 
 登り始め

 

 これから登る山、遠見山。

 

 登山口。登山道は整備されているけれど中々に急で道幅も狭い。「お気をつけて」と声をかけたのはそういう意味もあったんだ。

 

 登り始めにある前島拱渠 この(きょうきょ)という言葉初めてお目に掛かります。調べたら土手を築いて線路を敷く際その下に作る通路の事のようで、気が付かなかったけれど地図を見たら高山線が上を走ってました。

 

 平日の午前、登る人は少ないと思ってたら意外と老若男女と途中ですれ違いました。カメラとマイクを持った6,7人の撮影と思しきクルーにも出会い、あれは何だろう、テレビの取材だったのか。

 

 頂上からの展望。多分グランドキャニオンほどのスケールや荒々しさはないんでしょうが、飛騨川は穏やかに水をたたえ、川沿いの町の静かなたたずまいがありました。

 母方の係累をたどって行けば今もこの地で暮らす同じDNAを持つ親戚が居るんだろうなぁと思いながら下山。 
 

 

www.kawabe-gifu.jp

 

 

ichi-trekking.com

 

国葬反対デモ 5人でも取り上げられて記事になる 

 マスコミの偏向記事の作り方。いかに偏向してるかの良い見本。昨日19日の長崎新聞記事、

nordot.app

 5人が約40分間歩きながら「国葬反対」と声を上げたそうです。「国民の半分以上が反対している。このまま勝手に決めてはいけない」と記者に語ったそうです。

 5人が、40分ねぇ。国民の半数が反対してるって、どこの数字だそれは、偏向マスコミの出してる数字ですか?大体長崎市でデモやって5人しか居ないんでしょ、それが反対の実体じゃん。

 このニュースに長崎県平戸市の市長がきつい皮肉をツイッターで呟いてる。

 

 ・・9月3日に同じ長崎市で行われた安倍元総理の偲ぶ会には100人以上の参加者があったけど、ニュースにならなかったのでは?・・


 今年5月に「NHKは放送をスクランブル化しろ」というデモを渋谷で行ったけど全くニュースにならなかった件、200人ほど集まったらしいけれどそれより少ないデモがニュースになってる。

go2senkyo.com

  NHKデモを主催した元豊島区議会議員で参院選にも出たくつざわ亮治氏は、・・やっぱりテレビ局はどっこも報道せず!「君が代歌わない」なんつう左翼集会なら参加者5人でも全国放送すんのにねー・・って怒ってる。

 これがマスコミの習い性、左翼層の動きは小さいものでも報じるけれど保守系のそれは無視。公平じゃない。今回も国葬反対の動きは全国スクラムで報じるもんだから普通の人はそんなもんかと思っちゃってる。

 それがマスコミの狙い、こうして社会の動き、事象は無関心層を狙った洪水報道で世論をでっち上げてしまう。なんでこんな事が許されるのかねぇ。そこにNHKも含まれてる。

 

www.honmotakeshi.com

  

 

  こういう使われ方してる。数百人から千人程度のアンケートでこれが世論だと断じ国民全体がそう思ってるかのように誘導する。それに立憲民主の議員が乗っかって事実化に持っていく。

 世論を云うなら去年の衆議院、今年の参議院選挙で結果は出てる。マスコミの行うアンケートはその時の瞬間風速、それもそう仕向けたい思惑を仕込んでの事。

 

 今朝の中日新聞もねぇ、国葬反対デモ写真入りで大きく政治面に取り上げてる。1面の目次欄、「今日の紙面」でも写真入りで目立つようにしてる。

 

 

 主催者発表1万3千人、例によって盛ってるんでしょう。マスコミは左翼の動きは大きく取り上げる。保守のそれは報じない自由を発動して無い事にしてしまう。