晴れたり曇ったり

毎日空を見て暮らしています。良い天気の日もあるし曇ったり荒れたりする日もあるし、日々繰り返し。

5年前に始めた山歩き ジョウビタキに出会う 

 近くの低山に登り始めたのは今から5年前2017年の7月。その1年前に不整脈、心房細動の手術を受け、9ヶ月ほど経過を見て医師から通院に及ばずと太鼓判を貰って運動を勧められました。

 術後、歩く事は続けていたのですが、もう少し積極的に動いてみようと、窓から見える近くの山を眺めあそこに登ってみようと思い立ったのが始まり。

 ネットで検索すると登山道も整備され家族、親子連れでのレポートも見つけられる。じゃぁと軽い気持ちで家人を誘い出掛けました。降りてきた人に聞くと片道約50分ほどの行程。

 山登りなど今までした事がなかったので取り敢えず冷たい水とタオルだけは用意してランニングシューズに短パン、Tシャツ、しかし登り始め5分も経たず舐めてた事を知らされました。

 すぐに息が上がり足の筋肉が云う事を聞かない。山道ってこんなにキツかったのかと、足が上がらない事に愕然としながら脇をスイスイ過ぎていく人達に置いて行かれます。

 なんとか1/3程の行程まで上がりそこからは馬の背、幾つかのアップダウンが続きます。7月の太陽をまともに浴びその程度の上がり下がりがキツい。

 半分ほどが過ぎた辺りで家人に自分のペースで登りたいから先に行ってくれとスローダウン。いや、このままでは不味いと思いましたね。下手すりゃぶっ倒れて周りに迷惑を掛けかねない。

 のろのろ休み休み進んでもうここ迄と諦め脇の石に腰を下ろしてしまいました。そうこうするうち家人が頂上まで登って帰って来る。情けない事に途中で引き返す羽目になってしまいました。

 体力、筋力の現状を思い知らされかなり気落ちして家に帰ってきました。それから1週間、毎日その山の頂きを苦い思いで眺め次の日曜日再挑戦、今度は自分のペースでと1人で出掛けました。

 なんとか頂上まで、最後の登りは50メートルほど、自然の岩や石を利用したの急な階段。これはキツかった。何度も休みながらなんとか登り切る事が出来ました。

 頂きの展望台から見渡す濃尾平野の眺望は、苦しい思いをした分だけ爽快な気分にさせてくれます。標高310㍍ほど、登り口の駐車場で100㍍ですから200㍍の垂直移動。

 それから1週間に2回ほど、東西10キロほど折り重なって連なる山並みの山歩きを始めました。登りに1時間弱。帰りも同じく、9時に出掛けお昼までには帰ってくる。

 それがこれ迄続き今年の7月で丸5年になります。一時家人は、大きな犬を連れた登山者に出会った時怖がって脇道にそれ足を踏み外し転倒、岩の上だったものだからヒビが入って山行きを中止。

 1年ほど休んでいたけれど去年5月から再開。しかし5年も経つと山には慣れてくるけれど足腰の衰えも容赦なく、マイペースで登る事、下山の際の滑って転ぶに気を付ける事は心掛けないといけません。

 昨日も9時に家を出てお昼までには帰る山歩き。登り始め、大きな望遠レンズカメラを抱えた数人と双眼鏡を手にした年配グループ。鳥が出没するのを狙ってる。

 そしたら自分の目の前を小鳥が横切り少し向こうの木に止まる。何時も持って歩くパナソニックのズームを向ける。望遠でモニター内にとらえシャッター。

 暫く向こうを向いてたけれど「こっちを向け」と声を掛けてたら横向きで写ってました。ジョウビタキですね。この鳥はこれ迄何回も遭遇してるけれど人が近くにいても意外と逃げない。

 この時も暫くカメラの被写体になってくれて、1人でぶつぶつ云ってたらおばさんが近づいて来て双眼鏡を覗いていました。黒い羽の両脇に2つ白点。これは雄、雌は全体茶色で同じく白点2つ。 

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 転んで壊れても惜しくないようにと持ち歩くレベルのカメラですから、カメラまかせでは今一ピントも絞りも甘い。最大ズームではこれが精一杯。日陰だったから暗くて見辛いですね。

(写真が暗いので修正して再更新 09:55)

 

 

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 今朝6時半頃の東の空。

 日の出少し前、月と太陽。