5人の元首相が連名でEUに宛てて原発のクリーン認定に反対する書簡を送った件。問題の箇所は「多くの子供たちが甲状腺がんに苦しみ」とした部分。
デマを云うなと批判された。そしたらそれに対する反論を山口環境大臣に送ってきた。この10年間で福島の子供266人が甲状腺ガンを発症しているというモノ。
ここで問題はこの甲状腺ガン発症が福島原発の事故と関係しているのかどうか。これについて立憲民主党の若手議員が2/17の予算委員会で質疑に立った。
馬場議員、原発事故当時18歳で甲状腺検査の対象者の1人。検査体制が敷かれた事に感謝しつつ当事者として事実に基づいて課題を整理していきたいと事故との因果関係について質問。
これに対する政府側の答弁、2021年に公表された国連の科学委員会(UNSCEAR)の報告書では、
・・見直された放射線の線量は2013年に比べ減少または同程度であり、放射線被曝が直接の原因となるような将来的な健康影響は見られそうにないと報告されている。・・
馬場議員はこれを受け、今複数のメディアからも様々な情報が出ている中で、事実に基づいた適切な対抗が求められていると思いますと質疑を締める。
原発事故時18歳だった馬場雄基議員は福島の甲状腺検査の対象者だったのか。当事者となった国会議員の「甲状腺検査の任意性が担保されているとはあまり思えない」という発言は極めて重い。学校検査のやり方を根本的に改めねば過剰診断、過剰治療の危険性がある。これは福島の若者の人権の問題。 https://t.co/FMbe72NnxB
— 細野豪志 (@hosono_54) 2022年2月17日
立憲民主党にもまともな議員はいた。でも5人元首相のうち1人は現職立憲民主党議員なんですよね。
基本的に立憲民主党は原発を悪者扱いしてるけれど、福島第1の事故って津波に襲われたあとに取った旧民主党の対応がまずくて水蒸気爆発が起こってしまった事故でしょ。
あの時菅直人総理が出しゃばって拙い対応を取らなければ、吉田所長や東電職員や東京都に任せておけばあそこまでヒドい状況にはならなかった筈。
なのに過剰に放射線、原子力を恐れとにかく原発がイカンと原発そのものを悪者にしちゃった。福島第2なんてビクともしてなかった。
この原発反対キャンペーンはその裏になかなかの事情があって、1つには日本の原発を潰し技術を頂こうという思惑もあるんでしょう。
自然利用の再生可能エネルギーだ太陽光だって韓国や中国製の太陽光パネルの売り込みに成功した。
そういう実利もあるし日本を口先だけで閉じ込めておきたい部分もありそう。執拗な処理水の海洋放出への反対もそう。
(朝日新聞)2022年2月15日
【朝日】日弁連、首相に処理水の海洋放出反対の意見書提出「ほかの方法を検討するべき」 (もえるあじあ)2022年02月16日
日弁連て、なに特亜の代弁してるんでしょ。
・・調査団は15日に第1原発を訪問し貯蔵タンクから処理水をの一部をサンプルとして採取。・・
(時事通信)2021年04月13日
だいいち文句云ってる韓国、中国だって日本より高濃度のトリチウム水を海に排出している。それは海流に乗って日本海に流れてきてる。
福島が太平洋に流す放流水は韓国沿岸には行かないでしょう。科学的根拠もなくケチつけてるだけ。その後押しを日本の弁護士団体がやってる奇っ怪。
東の空は雲が多いけれど西の空は青空。