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3月23日 ゼレンスキー大統領 国会演説 

 昨夕、ゼレンスキー大統領の国会演説、けさの中日新聞一面トップ。そりゃそうでしょう、見出しは、

 「ロシア制裁継続を」「原発戦場に変えた」前の見出しは順当だけれど後のは「核物質処理場をロシアが戦場に変えた」という事。

 総じてゼレンスキー大統領の演説は他国でのものと比べ抑え気味、日本のロシアへの制裁に対し謝意を伝えていた。

 これは思うに欧州とは異なる日本の立場に対するウクライナ在日大使館あたりの助言や配慮もあったのでしょう。

 こうなるとインド、カンボジア訪問を終えたばかりの岸田総理、休む間もなくG7での会議に出発。さらなるロシア制裁も含んでる。

 中日新聞は破綻がなかった国会演説に対しどう記事を書くか苦慮したんじゃなかろうか。ポイントは核兵器原発

 今回の「宇・露 戦争」勃発に保守層のみならず広範囲の国民から他国の侵攻にどう備えるのかという現実問題への意識が高まっている。

 その一つ、核の抑止力。いきなり持つ事は出来ないからドイツのように米国からの核のシェアー。

 ここに絡む非核3原則。中日新聞の立ち位置、反核、反原発はハッキリしてるからこうした声が起こるのは打ち消したい。

 あくまでも9条死守で話し合い。軍備拡張やGDP1%越えですら反対してるのに核なんてトンデモナイ。

 しかしねぇ、ウクライナの現実を見ると話し合いという美しい言葉のむなしさ。云う事を聞かなきゃロシアはさらに非人道攻撃を加えてくる。

 それでも東京新聞中日新聞)労組は山東参議院議長がロシアと戦うウクライナの姿勢を讃えた事にご不満のようで、  

 こういう職場から発行される新聞ですから記事が左傾するのは当然。もう一つ、反原発チェルノブイリが占拠されたから原発危険を見出しにする。

 原発は世界に幾つあるんだ。石油産出国のアラブ諸国だって先を見越して原発を設置してる。戦争での危機を云うならまずフランスに警告すれば良い。

 福島の経験のある日本は原発を諦めろっていう云い分は世界エネルギー危機に際し説得力がない。

 ドイツでさえ一旦は原発の廃棄を決めたのに再稼働の見直しをしてる。ドイツには緑の党とか極左も居るけど現実を前にサッサと方針転換をする。

 これは日頃ドイツを見習えと云ってるマスコミには都合が悪い。ま、都合の悪い事は報道しない自由で隠します。

 この姿勢は中日のみならず日本のマスコミは変えないでしょう。外国の資本が入り込んで報道の中身の容喙を許してるマスコミです。

 日本の原発が衰退すればその技術、技術者を中国その他が美味しく頂く。日本は高騰する化石燃料で高い電気を作らせる。

 太陽光発電なんてアテにならないって事ハッキリしてきたから結局CO2をいうなら原発が妥当。小型原子炉の研究も進んでいる。

 青山繁晴議員の進めるメタンハイドレートも新しいエネルギー。目を覚まさないとそのうち中国から原子炉を買わされる羽目になる。

 昨日の停電なんて、今時、さらにこの先不安抱えたまま。電気は国家の礎、インフラの最重要項目。それを太陽光で賄えなんて、おバカさん。

 でもマスコミはそう思ってないんですね。本当に地球環境が大事なのか、日本衰退させて中国様に貢献したいのか、どっちか判らないけれど。