晴れたり曇ったり

毎日空を見て暮らしています。良い天気の日もあるし曇ったり荒れたりする日もあるし、日々繰り返し。

アホノミクスの大将が軍備増強を主張している

 まず昨日のブログ、パソコンの不調について。SSDへの交換の前にマザーボードの電池交換。

 モニター一体型なので厚めの布を敷いて引っ繰り返し裏蓋を外す。電池はその状態で現れるから少し時間をおいてCR2032を入れ替え。

 今朝の起動、ピッと鳴ってF1かF2を押せという警告は出ず。この電池消耗が不調の原因でした。動きも悪くない。SSDはまた別途考えます。

 

 昨日不調だったからそのままにしてた書きかけの続き、

 

 AERAで浜矩子女史の名前を久々に見たものだからその寄稿を読んでみるに、変わらず口が悪くて「アホノミクス」を連発している。

 ひょっとしたらこれを著作権登録してるんじゃないかと思うくらいここ何年も使い込んでいますね。

 ただその割には流行語にはならないようでこの人以外に使っているのを見た事がない。

 その理由、元祖「アベノミクス」種々見方はあるけれど、民主党政権がガタガタにした日本経済をすくい上げるのに一定の効果はあった。

 日銀白川総裁と組んで円高放置してましたからね。お陰で日本企業は中国その他海外へ逃げ出し国内産業は空洞化した。

 浜女史など円は50円まで行くと宣っておられた。経済を専門とする同志社大の教授なのにおっしゃる事方向違いだったし外してた。

 二つ目にはこの言葉女性が口にするにしては品がない。安倍総理への当てこすりも大人気ない。

 よほど安倍総理が憎いらしいのは伝わってくるけれど、御年70、従心を迎えた知識人なのに従心を心得ていない。お名前「矩子・のりこ」なのに「矩・のり」を超えてますね。

 さて文中にアホノミクスが出て来たワケは、ウクライナ戦争を見て安倍総理が「自分たちの国は自分たちで守る。他人任せには出来ない」という趣旨の発言をした事から。

 何でかというと、浜矩子女史は日本国憲法の前文に惚れ込んじゃってるから。もう目の回りにはハートが幾つもキラキラ輝いてる風。

 

 ・・「日本国民は(中略)平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」・・

 ・・いつ読んでも、この決意表明には胸が打ち震える。他者を信じて疑わず、そこに自分の安全と生存を委ねてしまう。何たる勇気。何たる清廉・・

 

 この紫の文の高い理想に比べ安倍総理の言説、なんたる不埒、志の低さ(とは書いててないけれど)と憤慨してる。

 なのに、ウクライナ戦争に乗じて、

 ・・日本の改憲論者たちが鼻息を荒くしている。ここぞとばかりに、軍備増強を主張し、核共有まで言い出している。この便乗行動のあつかましさと不謹慎さには唖然(あぜん)・茫然(ぼうぜん)・・

 ・・筆者が至高だと考える決意表明を、アホノミクスの大将は最も忌み嫌っている。これは、筆者にとって大いに得心のいく構図だ。・・

 ・・彼我のこの認識格差が、アホノミクスの大将の本性をあまりにもよく指し示している。・・
 
 1952年生まれと云うからほぼ団塊の世代。なにやら髪の毛紫に染めて世間ではムラサキBBAとか呼ばれてるけどあの世代特有の青春の輝きをいまだお持ちなんでしょう。

 私も団塊ですけどね、もうはるか昔に夢見る頃は過ぎて、特に今ウクライナで起きている現実の厳しさ、悲惨さ、苦さを前にすればとても安倍総理の云う事に批判の石つぶてを投げる事など出来ない。

 でこの人 中日新聞日曜朝刊の寄稿者だった。この悪態散々読みましたよ。経歴読むと一橋出て三菱総研主席研究員とか大学教授とか輝かしい。

 ロンドンにも駐在していたと、資本主義経済の最前線を経験していてもこのお花畑。こんなんだから「団塊は」と云われちゃうのかね。

 
 まとめブログの「正義の見方」さんでもこの件取り上げていました。コメント欄、同じように考える人が多い。