晴れたり曇ったり

毎日空を見て暮らしています。良い天気の日もあるし曇ったり荒れたりする日もあるし、日々繰り返し。

景気がちっとも良くならない 原因は財務省のPB

 三橋貴明ブログ見てたら【要拡散!】「財務省」が掲載していた決定的な資料という5/19のエントリー、、かなり凄い決定的な資料だ、拡散お願いしますと書いています。 

 【諸外国の債務管理政策等について平成27年4月17日】という資料、赤字国債の償還について日本は財政赤字でも償還するけれど諸外国は黒字になったら償還しますと。

 いつになるか判らない。対して日本は律儀に「財政赤字でも償還」、これが、日本がデフレから脱却できず、先進国から凋落することになった「最大の原因」なのだと云ってます。

 そういう日本に対し諸外国は返せない時は返さない、黒字になったら返しまかというのが常識。それでどこも困ってはいない。

 この借金はきちっと返すという姿勢、プライマリーバランス、PB、普通の感覚からすれば赤字はイカンだろう、借金は返すべきだと思うんだけれど、ここで国家と家計は違うという視点。

 5/17のエントリーでは、今年度の財政骨太方針で「2025年度までのPB黒字化目標達成」を突っ込んでくるようだ。これは亡国の方針、止めさせなきゃイカンと云ってます。

 

 経済の事はよく判らんのですが、三橋ブログ、2008年の春頃からスタートして、こんなブログがあると気が付いた同年8月頃からズーッと読み通しているんで無知から生齧りくらいにはなってますかね。

 今はコメントする人少数で固定化してますが始まって少したつと毎日100から150ものコメントが書き込まれて、それほどのセンセーショナルなブログの登場でした。

 その頃からいってるのは財務省のいう「国の借金1000兆円」、この金を貸してるのは誰だ、国民じゃないか、借金はそれを貸す人がいるだろというもの。

 且つ日本の国債は円建て、外国人が買っている割合は5~6%、赤字国債という借金で国の破綻はあり得ないと繰り返して云ってました。

 ま、2チャンネル出の新人経済評論家がネットで騒いだところで財務省としては痛痒も感じず手足のマスコミを使い毎月国の借金は1000兆円をこちらも繰り返してました。

 以来10数年、ぶれず主張を繰り返してこの「国の借金云々は」だんだん通用しなくなってきましたね。次に持ち出したのが「プライマリーバランス

 中身は一緒なんだけれど、普通の人が家庭のやり繰りで考える、赤字じゃ困る、ナントカ黒字にしてと思う感覚を持って来て2025年までに黒字にしなきゃと急かせてる。

 財政赤字積み重なって1000兆円を超えて、何か困った事がありましたか。国の財政は破綻していないでしょ。そういう三橋ブログの問いに財務省は答えませんね。

 実は財務省も問題ない事を内部では認めていながら国の借金がー、PBがーを繰り返す。そして消費税の増税を狙うのは何故なのか。

 
 これに対する答えとして財務省出身の高橋洋一はYOUTUBEで明快に答えています。 
 

 借金1000兆円の内半分は日銀が持っている。(日銀は政府の子会社だから)これは消える。残り500兆円、これは貸借対照表の反対側に資産がある。

 財務省は資産は売れないというけれど、その資産は殆どが金融資産だから売れる。じゃぁなんで財務省はその資産を売って赤字を解消しないのか。

 「売ったら天下り出来なくなるから売らない」と、まぁ、財務省が目を剥くような事をズバリ云ってます。でも反論ないんだからこれは事実なんでしょう。

 
 高橋洋一チャンネルは1回が10分くらいで短かいし、理数系頭の計数を基にした合理的な解説だから判りやすい。これじゃ濡れ衣着せられて財務省追われるわけだ

 そのおかげ、退官し自由な発言の出来る状況になって我々はこの国を牛耳ってる財務省の内実を知る事が出来る。

 (訂正)

 財務省退官後に窃盗容疑事件