日曜日の中日新聞はいつもにも増して香ばしくなる。寄稿欄が2つあって2面の「視座」ここはサンデーモーニング卒業組が何人か居るし学術会議で外された教授もレギュラー。
もう一つは社説横の「中日新聞を読んで」今朝の筆者は江口忍名古屋学院大学教授。テーマは沖縄「弁解出来ない50年」琉球新報編集局長の中日への寄稿を読んでその問いかけが頭から離れないと云ってます。
・・核抜き本土並みだったはずが、日本国民が選んだ政府による度重なる押しつけに基地負担の偏在は続き、経済格差も大きいまま50年放置してきたのは、私を含む本土の国民だ。何も弁解出来ない・・
・・バイデン大統領が先の日米首脳会談で中国の台湾攻撃に場合の軍事関与を明言したら岸田総理は軍事費の増額を云ったし一部政治家から歓迎の声が上がった。
・・だが台湾有事の場合に危機に直面する沖縄の人達はどのように受け止めたか。
以下沖縄独立論を持って来て、この国が民主主義を自認するなら沖縄の問題に真剣に取り組まない日本政府への苛立ちに、真摯に耳を傾けるべき、と云ってます。
これは、日本のお隣が中国、韓国、北朝鮮、ロシアという罰ゲームみたいな地政学的立地があるんだから仕方のない部分がある。かつてはソ連の脅威に備え北海道に自衛隊の駐屯という現実があった。
ソ連が崩壊し東西冷戦が緩和され北部方面の緊張は解れたけれどその後に中国が日本のおかげで経済力付けてきたら傲慢をかまし始めてきた。
東シナ海の海底油田が有望視されるとさっそく境界線に櫓を組んで試掘し始めた。あの辺自分のモノにして資源独り占めしたいんでしょう。
そのうち尖閣を中国領だと云い出してさらに日本側に食い込んできた。機関砲備えた軍艦でウロチョロし沖縄の漁船は満足に漁が出来ない。
そんな現実があるのに故上原康助代議士の1国2制度での部分的独立論を持ち出して沖縄の日本政府への苛立ちに耳を傾けろと云ってる。
この人は本当に沖縄が1国2制度でやっていけると思ってるんだろうか。大体沖縄は観光産業くらいしか稼ぐモノがなく毎年3000億円、国民の税金の中から援助を貰ってるんでしょ。
まさかこの援助は頂いてその上で独立と云ってるんじゃないでしょうね。それは独立とは云わない。都合の良いタカリ。沖縄県民は独立論に7割が否定という数字も引いて無理筋は判ってらっしゃる。
米軍追い出したフィリピンがどうなったのか。中国がのさばって困り結局再駐留。なのにこういう事を地方紙とはいえ大部数を発行してる新聞に堂々と書くんだから中国様はほくそ笑む。
この大学教授のもとにはこの夏特にめちゃ高価なお中元が大量に届くんじゃなかろうか。送り主は北京筋、通販はアリババ経由で佐川の中国製電気自動車で配達されたりして。