晴れたり曇ったり

毎日空を見て暮らしています。良い天気の日もあるし曇ったり荒れたりする日もあるし、日々繰り返し。

ドイツ 石炭火力発電増加へ 日本 節電、揚水、水力発電

 ロシアのウクライナへの身勝手な侵略戦争は、主権国家であるクライナがロシアの横暴に屈しない為長期化、もう4ヶ月も戦火は止みません。

 ウクライナが兵士だけではなく一般の国民、女、子供も含め殺戮されている事に音を上げ「やめてくれ」と白旗上げれば停戦はなるのでしょう。

 鈴木宗男橋下徹たちが云っている結末。で、そうなったらどうなるのか。ウクライナ国民はこれ迄通りの暮らしに戻る事が出来ると思います?

 国土はロシアになってウクライナ人はロシア人になる事を強要されロシアに統治されロシアより上だった生活のレベルは引き下げられる。

 その前に相当数のウクライナ人は殺され、シベリアへ飛ばされ、屈服させられるんでしょう。中国がチベットウイグルでやっていると同じ事を。

 西側諸国は結束しロシアに対し経済制裁を行っているけれどロシアも簡単には矛を収めない。理由は自前の石油と食料。取り敢えず食える。

 石油は禁輸しても中国が買ってるしインドもちゃっかり購入し精製し西側に売ってる。この2国ドサクサに紛れ美味しい思いしてる。

 制裁してる側の西側の方がエネルギー確保で困ってる。当事国はどちらも我慢比べ、戦争はお金の掛かる事でもあるからこの先西側が支援しなくなったらウクライナは潰れる。

 

 どうなるんでしょうかね。エネルギー、食料で世界中が影響を受け我が日本も例外ではない。ロシア依存の大きかったドイツもいろいろ困ってる。

 今は夏で持つけれど寒さの冬が来たらたちまち困ってしまう。その現実が目の前にあって判ってるからドイツは、 

 何かとドイツでは、ドイツを見習えと云ってる方々、これも見習いましょう。脱炭素の旗頭ドイツが現実を見てサッサと方向転換してる。

 

 細野豪志は福島第1事故の時菅直人政権の中枢にいた。いろいろ見聞きしてるんでしょう。自民党に移りエネルギー関連では地味だけどいろいろ発言してる。

 

 ドイツは電力不足に直面しサッサと美しく謳い上げた脱炭素を反故にしてる。じゃぁ我が日本は、

 

2022年度冬季の電力需給の見通し
(出典)2022年4月12日第72回調整力及び需給バランス評価等に関する委員会資料より抜粋

⚫ 現時点では2023年1月、2月に東京から九州の全7エリアで安定供給に必要な予備率
3%を確保できない見通しである。
⚫ 東京エリアは特に厳しく、1月がマイナス1.7%、2月がマイナス1.5%となっている。
    12月    1月    2月    3月
北海道 12.6%    6.0%    6.1%  10.3%
東北   6.9%    3.2%    3.4%  10.3%
東京      6.9% ▲1.7% ▲1.5%  10.3%
中部     5.4%    2.2%    2.5%  10.3%
北陸     5.4%    2.2%    2.5%  10.3%
関西     5.4%    2.2%    2.5%  10.3%
中国     5.4%    2.2%    2.5%  10.3%
四国     5.4%    2.2%    2.5%  10.3%
九州     4.6%    2.2%    2.5%  10.3%
沖縄    56.4%   42.0%   43.6


 厳気象H1需要に対する需給ギャップ
               12月      1月     2月     3月
北海道       50        16       17      37
東北           52         3         6       93
東京         176 ▲ 254  ▲ 247    327
中部           55 ▲  20   ▲   11    155
北陸           12 ▲   4    ▲    3       35
関西           59 ▲  22   ▲  12     163
中国           27 ▲   9    ▲   5        71
四国           12 ▲   4    ▲   2        32
九州           25 ▲  13   ▲   8        99
沖縄           59      44        46        69

 

 ・・現時点では2023年1月、2月に東京から九州の全7エリアで安定供給に必要な予備3%を確保できない見通しである。・・
 
 だから節電してくれと岸田政権は云ってるのね。原発動かせば良いものを。日本の効率の良い石炭火力増設すれば良いものを。

 原発稼働に反対する政治勢力

 
 超党派議員連盟原発ゼロ・再エネ100の会」
 共同代表 衆議院議員 近藤 昭一
 事務局長 衆議院議員 阿部 知子

 福島第1の事故を経て立ち上げられた超党派議連。共同代表に河野太郎がいたけれど今は休止中みたい。

 2021年には「原発ゼロの会」から「原発ゼロ・再エネ100の会」へと名称を変更してる。ここに共同代表として河野太郎の名前はない。

 そこが先日資源エネルギー庁のお役人を呼んでヒヤリング。

 1時間ちょっとの動画、倍速にして聞きましたが、反原発で要するに再エネ100%を目指すという会ですから結論はハナから決まってる。

 節電をしろ、揚水発電、水力を活用しろ、蓄電池を利用しろととても現実には即さない意見を集めて終わり。

 原発の活用は当然出て来ない。今夏、今冬、電力不足による不具合。国民の生活もそうだし重要なのは産業用電力の不足。

 その上高いとなっては企業はまた外へ逃げる。阿部知子議員の司会、切り回し上手いと思うんだけれど根っこが歪んでるからその知性が生きてこない。

 電気節約しろと云いながらパソコン使ってZOOM会議。電気の有り難さ、重要性考えたら今更水力発電なんてバカな事云ってないで使える原発再稼働させたら良いのに。