晴れたり曇ったり

毎日空を見て暮らしています。良い天気の日もあるし曇ったり荒れたりする日もあるし、日々繰り返し。

節電家庭にポイント2千円 原発稼働すりゃ良いのに

 昨日当地でも31℃、少し離れた多治見市34℃。小学生、高校生、熱中症で病院へ運ばれる。日中8千歩ほど歩いたけれど確かに熱かった。風があったから助かった。

 うちは一応ク-ラーはあるけれど集合住宅の中層階で風通しが良いから使用しない。冬も暖房にエアコンは使わないから電気代は他所に較べりゃ少ない。

 それでも再エネ賦課金や電力燃料価格の高騰で燃料調整費がプラスされ電気代は上がってる。そこで政府の取った対応策がポイント制。でもそれ月々何十円と判って批判集中。

 今はマスコミが報じなくてもネットに批判が集まるから政府もこの弥縫策が間の抜けたものだと判って慌てて次の繕い。それが節電家庭へのポイント進呈、2千円。 

 

 で、さすが政府と評価するかといえば再び批判。まったく、子供だまし。頑なに電力不足への具体的対応策が一つあるのに見て見ぬ振りしてますね。

 
 今朝の中日新聞社説、「原発への回帰 前のめりは許されない」

 

 22'参院選というカットが記事にあるから選挙の争点となっている事に危機感を覚えているんでしょう。ウクライナーロシア戦争による資源価格の高騰から電力不足への懸念。

 名古屋大学名誉教授の意見を持ってきて「日本はロシア産エネルギーの依存度は高くない。他の輸入先を探す外交努力で乗り切るべき」と云ってます。

 「ウクライナ情勢をどうして原発再稼働に結びつけるのか、判らない」と疑問を投げかけ、「有事の際攻撃対象になり得る危うさ、燃料を輸入する必要のない再エネこそ王道」

 結論は「不安と心配のない生活実現の為にエネルギー源を選ぶ参院選にしたい」。不安と心配って、もう既に今電気代が上がってこの夏、この冬、国民は心配してるんですけどその辺見えないみたいですね。                               

 いや見えてても原発廃止という美しい目的の為には見えない振りするんでしょう。ドイツはロシアからの資源輸入に黄信号が灯ったら即舵を切り直してる。

 切迫度の違いもあるけれど国益、国民の安全の為には決断が早い。左派勢力、左派マスコミだってあるけれど現実対応して、政府の足引っ張る動きは報じられていない。

 こういうところは、何かとドイツドイツと云ってるんだからドイツの真似をすれば良いのに。原発ダメ、石炭ダメ、再エネ、太陽光、風力って押すけど再エネも色々都合悪い事出て来てますね。

 何よりもまず主電源たり得ない。電気代が高いだけじゃなく供給が間に合わないんじゃ企業、産業成り立たない。って新聞は思わないのか。