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参院選 中日社説 改憲ありきの乱暴さ

 参院選もいよいよ後半に入って、中日新聞は何かと自民党を批判する記事作りに余念がない。山際経済再生担当相が選挙演説で大袈裟な話をしたとつ突いたり、

 麻生氏が、弱いと虐められる。強い奴には向かってこないと世界の常識をいったら、「イジメへの理解が足りないと指摘も出そうだ」って、いつもの世論誘導。

 まず立憲民主党あたりの失言はつっ突きませんね。それでも2009年の衆院選の頃のなり振り構わぬ麻生下ろし、重箱の隅つつきに較べれば大人しい。

 あの時確かに選挙では民主党が大勝したけれど、その後の3年半の民主党政権の出鱈目に、マスコミに乗せられた人達は気まずい思いもして黙る。

 ヒドい3年半だったけれど幾つかの教訓も国民は得た。一つにはマスコミってのはジャーナリストではなく特定思想の伝播者だって事。

 不偏不党は建前で、朝日、毎日、東京(中日)あたり日本の足を引っ張ってぶっ壊す事が目的の報道機関に見えてしまう。そうだNHKも加えてあげましょう。

 

 その中日新聞、昨日の朝刊で参院選22と選挙関連の社説、 

 まず、・・憲法改正を巡る議論は、改憲しなければ対応できない課題が生じていることが前提だが、今そうした状況にはない・・と書き始めてる。

 ウクライナに対するロシアの侵略が目の前で起こってるのにこう云い切る。ウクライナはロシアから弱いと見られたからいきなりミサイルを撃ち込まれ国土を破壊され国民の命を奪われてる。

 麻生さんの云ってる通り。ウクライナ核武装しロシアに負けぬ位のミサイル装備してたらロシアも考えたでしょう。強い相手には、反撃される恐れがあったらあんな舐めきった侵攻はしていない。

 弱いと見られたから平和均衡は破れた。一方的に攻め込まれた。中国がチベットウイグルに対しやってる事も同じでしょう。弱いから一方的に蹂躙されている。

 それ見て遅まきながら今の憲法では国を守れないなぁ、一方的にやられるばかりじゃないかと多くの国民は気が付いた。9条平和のリアリティのなさを思い知らされてる。

 

 9条を掲げる人達の話し合い平和、立憲民主党の泉代表が主張する 

 ・・どんな時でも対話をする。これが本当の外交だ・・

 枝野前代表は、

 ・・防衛のために予算を倍にするのは、私はある意味で賛成だ。その増やす予算を全部、食料自給率を高めるために使うんだったら大賛成・・

 共産党志位委員長、

 ・・平和と暮らしを壊す逆流に真っ正面から立ち向かってきた。軍拡よりも暮らしが大事・・

 社民党福島瑞穂党首、

 ・・「がんこに平和 くらしが一番」。憲法9条が日本の平和を守ってきた

 

 現実が見えてない。見えてるけど見えない振りしてる。社民、共産は判らんでもないけれど立憲は、泉代表になっても左仕草は消せない。

 つまり現実対応が出来ない。あれは個人として持つ確固たる意見なのか、組織として云わされてる意見なのか。

 これじゃ現実対応を明確にしてる国民民主党とは分裂しますわね。中日新聞はこちらのお仲間、「今そうした状況にない」と宇・露戦争の現実を直視しない。

 社説は続いて、

○ 憲法を改正しなければ国民生活に重大な影響が出るような問題点を見いだすには至らなかった

○ 今回の参院選改憲を巡る議論が展開され、国民の理解が深まっているとは言い難い

○ 仮に改憲勢力が発議に必要な三分の二以上の議席を維持したとしても、改憲論議を強引に進めることがあってはならない

○ 改憲よりも物価高や上がらぬ賃金に苦しむ国民の暮らしを守ることが優先事項のはずだ

 

 中日新聞の意見だからどう書こうと自由ですよ。だけどこんな風に左へ先鋭化した社説書いてるようじゃ中部圏300万講読者は引くでしょう。

 国民の生命、財産、国土を守る為には今の憲法では不備がある。見直そうといってるのに頑なな反対。

 守る国民の中にはあんた達も含まれるのにね。それともあん人達は国民じゃないのかね。