昨日夕方のテレビニュース、各社とも愛知県知事が統一教会に送った祝電が書き換えられそれに大村知事が不快感を示したと報じてました。
「書き換えられた」というのがニュース骨子、まるで大村知事は統一教会の作為に迷惑を被ったと云わんばかり。テレビ映像では知事が記者会見してる様子、なに被害者ぶってるんだか。
統一教会に祝電を送ったんでしょ。その事実は変わらない。それをひん曲がった言い訳して、実にこの人は小物だなぁ。何もしなけりゃ知事として大過なく過ごせるのに出しゃばるからボロが出る。
まぁでも、出しゃばってくれるお陰でこの人の背後も透けて見えるし、名古屋の地方局が揃い踏みで庇っても却って胡散くささが露見。今朝の中日新聞も「極めて不愉快」と記事にしてますね。
曰く、祝電の是非について「頼まれたので何の気なしに送った」「秘書が定型文を送った」「いろいろ云われてる団体なので今後は気を付けたい」
本当に関係ないのかどうかは判らないけれど、この云い訳は多くの政治家にも当てはまるんでしょう。選挙で代表を選ぶ民主主義は理想的だけれどあちこち不都合もある。
投票率50%台の昨今、確実に数を見込める組織票はどの候補者、政党でも欲しい。藁をも掴まんとする。組織票を持つ団体はそこでバーター、工作もするでしょう。
票の読める組織、確実に読める宗教票、今回の参院選、公明党の比例代表。当選者上位6人のうち、最下位は26万8千票。次点は9600票、以下17位まで千票、百票台。
見事に票をコントロールして無駄がない。これじゃあ与党入りをバーターに票の配分で自民党も頭を下げたくなる。自公連立やったのは野中広務でしたか。
さっそく立憲、共産、政治と宗教についてモリカケサクラが不発なもんだからゴネるといってる。もっとも立憲はいつものブーメラン、レンポーあたり早々に食いついてる。
政治と宗教はややこしい問題で、統一教会に祝辞を送ったって非難されてる安倍元総理、実際はこれも戦後レジームの一つ、安倍政権下で霊感商法の規制法律成立。
政治と宗教は根の深い問題だから必要があれば少しずつ見直していくしかない。それを今回の奈良での事件は浮かび上がらせてる。でも一番の大本は統一教会の巨額お布施でしょ。
信教の自由、宗教がまわりの家族を不幸におとしめている。それを、勘違いなのか確信犯なのか、憎しみを安倍元総理に向けて日本の政治にとって重要な人物を失ってしまった。
昨日午前中近くの山へ。夏は木立の葉が茂り野鳥の姿なかなか見えないんだけれど2羽何とか撮影。いつものピンぼけです。
キビタキ、ジョウビタキはよく見かけるけれどキビタキは始めて写真に撮れた。
5.6羽で群れてたメジロ。上手いこと葉の隙間から顔を覗かせた。