米国中間選挙の開票が遅れてまだ最終結果が出ていない。投票マシンの故障も伝えられこれはデジャビュ―、２年前にもあったゴタゴタが思い起こされる。
昨日、今日と開票結果を報じるＮＨＫニュース、中日新聞を見てて、何とも異なのは、決して共和党が優勢、もしくは圧倒という報じ方をしない事。
昨日の時点で下院では共和党１９９に対し民主党は１００に行ったか行かなかったか（数字失念）圧倒してるじゃないかと思ったけれどそうは云わなかった。
そして上院、４７対４８という数字で拮抗。でもこれは変、何故ならば上院は全議席１００のうち改選数は３５議席。そこで共和２０当選に対し民主１２当選。
共和党が圧倒してる。だけど非改選議席を足せば、中日新聞の数字によると４８対４９で共和党が１票勝ってる。ＮＨＫもこの数字の出し方で接戦とやってましたね。
総じてマスコミの報じ方は明らかな民主党びいき。アメリカのマスコミがそう報じるのは判るけれど何で日本のマスコミが民主党びいきで報じるのか。
中日新聞の今朝のこのニュース「上下両院とも接戦に」「共和 下院過半数前に停滞」記事にあるグラフでは共和２０９に対し民主１９１。
まだ判明していない州もあるから判らないけれど「反トランプ 民主に風」という記事見出しは、いつものように偏ってますなぁ。
中日新聞は２０２０年の大統領選の時、トランプ大統領を叩きに叩いてましたから、トランプ支援の共和党が躍進するのは面白くないんでしょう。
バイデン大統領に決してからもトランプ関連の記事を書く時には決まって、
・・トランプ政治の本質は「嘘（うそ）」である。根も葉もない陰謀論や科学を無視した言説も持ち出し、自己を正当化する。
・・昨年の大統領選でも、根拠もなく選挙不正を主張して敗北を明確には認めなかった。・・
「根拠なく選挙不正を主張」していると、これは必ず記事の中に書き込まれていたトランプさんの枕詞。いやぁ、選挙不正の証拠ビデオもあったし証言した人もいたし、無しとは云い切れない。
あんなに必死に枕詞を付けるのは実は有ったんだと思えちゃう。いずれにしてもアメリカの選挙システムみ不備があったのは事実なんだけど。
こんなニュースがあって、
こんなニュースもあって、
ウクライナにも影響が出そう。
