昨日月曜日、いつものように午前中は山登り。いつもの山に行くところを岐阜市役所へ出掛ける用事が出来て行き先変更。
去年5月に亡くなった母親の旧戸籍が必要、それまでに集めた戸籍のうち昭和22年から23年分が欠けていてそれを入手するため。
岐阜市には市街地のすぐ傍に金華山という標高328mの山がそびえその山頂に古名稲葉山城、岐阜城を頂き市のシンボルであり市民に親しまれて来たランドマーク。
市民の生活圏と近い事、頃合いの高さという事から金華山登山をする市民は多く登山道もたくさんあって整備されています。
今までロープウェーで岐阜城迄上がった事は何回もあるんですが歩いて登った事はない。そこで今回初めて金華山登山。
車で出掛けるものですから駐車場を調べると、表側ともいうべき岐阜公園側から登るよりその裏側の東坂登山コースが便利そう。
駐車場に向かうと朝9時少し過ぎなのにすでに多くの車が駐車。用意をして9時20分にスタート。山道は道幅も広く緩やかな段差の階段も整備され歩きやすい。
半分ほど進んだところで岩場、といっても難所ではなく誰でも登れます。途中から木々が開けると北東方面を遥かに望んで御岳山も展望。
中央遠方に御岳山があるんだけどこの写真でははっきり見えない。
さらに進むと上方に岐阜城が顔を出しその下方は絶壁の断崖。普段見慣れた金華山とは違うお山の表情。しばらく急な段差が続いてやがて山頂に到着。10時ちょうど。
前日の雨が上がって晴天、きれいに晴れ上がった青空に白壁の岐阜城。月曜日なのに多くの人が上がって来ていて眼下の景色を楽しんでいました。
標高328メートル。この高度計は5メートル刻みしか出ないため330メートルの表示。5年前に買ったカシオの普及品だけど重宝しています。
下山して岐阜市役所。昨年建て替えられて開庁したばかりの立派な新庁舎。1階の住民課で申請し待つこと30分。無事戸籍謄本は入手。
前にもこのブログで触れたけれど日本の戸籍制度は家族の歴史を見事に記録して読んでいくと我が係累の今は亡き懐かしき顔が浮かんできます。
日本は本当に記録の国だなぁと改めて感嘆。こうした記録があるから嘘ゴマカシが出来ない。嘘ゴマカシをしたい人にはイヤな、厄介な制度ですね。