昨日朝7時のNHKニュースで防衛費の財源について報じていました。グラフを使って2%増額防衛予算の説明をしてた。今朝そのニュースを検索しても出て来ない。
財務省の考える防衛費の仕組みが判り易かったのに、そのグラフ、今朝の中日新聞2面に出てます。要するに真水予算ではなくあちこち混ぜ込んだもの。
海上保安庁予算、研究開発、公共インフラ、サイバー関連、国際協力など、防衛庁が求める防衛費ではなく国交省や文科省の予算を乗っけて増額しているように見せかけただけのモノ。
さすがにこれに対して自民党内から反対、抗議の声。だからですかねNHKニュースの昨日の記事が見つからない。因みにこんなグラフ。(中日新聞に掲載)
抗議の矛先は岸田総理、鈴木財務大臣と云うよりはこのシナリオを描いてる財務省。まず財務大臣の諮問機関である財政制度審議会に提言をさせ下地を作る。
次いで財務大臣が記者会見で発表。
それを受けて自民党の安保関連合同会議では批判の声。
今朝の中日新聞1面で「政府増額財源ねん出へ調整」とあって「防衛費にコロナ剰余金」でもこれでは安定的財源という云い方をして今後の増税案を否定していない。
高橋洋一は動画等で余剰金は50兆円ありあり当分これで防衛予算に充当出来るとしてるし、国債発行は建設国債と同じで問題ないと云ってる。
だいたい国債に建設とか赤字とか名目は付いておらず指定されたものではないと云ってる。増税したいばかりの財務省と国債での充当は当然とする綱引き。
これまでの経緯、この動画が判りやすい。