加藤登紀子のツイッター発言が波紋を投げているようであちこちで取り上げられている。曰く、
・・防衛力の増強などで、日本は守れません。戦わない国としてのポリシーを持ち続けることこそが日本の防衛です・・
この人は以前に「こんな国なんか」と日本の事を卑下する発言してましたね。左翼って日本を馬鹿にしたり否定するのが格好いいと思ってるんですかね。
同じような発言、昨日のサンデーモーニングで常連コメンテーターの田中優子元法政大学長、この人専門は江戸文化なんだそうでいつも着物着て出て来る。
・・防衛費の予算には「研究開発」「国際的協力」という名目もあるとし、「『国際的協力』というのは単に分断するということじゃなくて、攻めてくるかもしれないその国との平和条約であるとか、いろんな国際協力がある。そちらにも使ってほしい」
この手の発言を探すと、
・・軍事の拡大より外交しかなく戦争回避は政治家の最も重要な役目なのに、いろんないい訳をつけ軍事産業に加担してる。それがもう許しがたい・・
いずれもウクライナがロシアに問答無用の戦争を仕掛けられ、国土を侵略されインフラを攻撃されて、国民が苦汁を舐めさせられているという酷い現実があるというのに寝言を云ってる。
ウクライナが攻撃されたのは核を捨て軍縮で軍備、兵装を弱体化させたからロシアに舐められて侵略されてしまった。
ウクライナが手強いと判っていたら、ソチオリンピックの時のクリミア侵攻の成功体験がなければロシアはそう易々とは手を出さなかった。
逆にウクライナはクリミアを奪われてしまった反省から密かに軍備を充実させていた。だからいきなりの侵攻にも立ち向かう事が出来た。
勿論ウクライナだけではロシアに敵わない。それが9か月も持ち堪え押し戻すまでになったのはNATO、アメリカの後押しがあったから。
加えてウクライナは攻撃され国土が荒らされ国民が多く死んでも闘う意思を失わず果敢に抵抗、闘う姿勢を明確にしたという事が大きい。
ここに四つ教訓がありますね。
① 軍備を持たず丸裸で平和を叫んでもゴロツ国家は侵略して来る。
② 軍備は何時来るか判らない侵攻に備え着々と準備しておかないと役に立たない。
③ 国民の戦う意思がなければたやすく国土、国民の命を奪われる。
④ 支援してくれる国との協力関係を日頃から作っておく。それがQUAD。
日本にはミサイルを発射して脅かしたり軍艦をうろつかせたり爆撃機を飛ばしている国家が目の前にある。中、露、北、韓国だって竹島を奪い対馬は韓国のモノと云ってる。
これらの国がどういう国かもう良く判ったでしょう。日本の美学は通じない。日本が相手に大人の対応を期待したって彼奴らはその人の好さを利用して奪いに来る。
宇国のように悲惨な目に合わないよう早急に軍事的備えを抜かりなく進めるべき。もう左派の寝言は無視して心ある人は一朝時に備える。
まぁ、これに反応してるんですね。
今朝のニュースでは岸田政権、43兆円予算確保と、
マスコミも一斉に、社説のURLみると頭に[nordot]が付いてる。共同通信のURL。共同配信と地方新聞のコラボ。
<社説>防衛費GDP比2% 健全な財政規律取り戻せ 琉球新報
社説[安保 大変容 防衛力強化報告書]国民議論は置き去りか 沖縄タイムス
反撃能力は「自民の悲願。米国の手下になれる武器」 南日本新聞
しかしこれは興味深い。
1995年全日空機ハイジャック事件に遭遇して警察特殊部隊(SAT)に助けられたんだよな
加藤登紀子
1995年6月、羽田発函館行きの全日空機がオウム真理教の信者と名乗る男にハイジャックされた。歌手の加藤登紀子さんも、北海道公演に向かうためスタッフらとともにこの便に搭乗していた。事件は発生から15時間半後に解決。乗客、乗員も無事に救出された。事件後の記者会見で加藤さんは、「ハイジャックと聞いた時にはさすがに覚悟を決めた」、「あんなことに振り回されて悔しい」などと心境を語った
1975年6月24日 加藤登紀子(夫が「反帝全学連」結成の際
歩調を合わせた解放派との縁で貸した、伊東)の別荘で会議中、
水中銃などを手にした革マル派に襲撃され、
元九州大学生で革労協福岡県委員会のリーダー、
石井真作が殺され狭間嘉明が瀕死の重傷を負う(狭間の口元に手をあててきたので、
咄嗟に息を止めたとの事)。
報復としてこの後、10月8日に立正大で秋本を、
それから三週間後の27日に東大で梅田をそれぞれ殺害。
「戦わないポリシー」とか言ってるくせに自分たちは酸鼻な戦いをしてるしハイジャックでは武装部隊に助けられている。
普通の国民はこう思ってるんでっすけどね。確たる反撃能力を持つには相応のお金は掛かります。