今朝の中日新聞1面は「防衛省 世論工作研究」「AI活用SNSで誘導」。なんでも世論誘導工作の研究に着手した事が政府関係者への取材で判ったそうです。
3面にも「国民扇動はらむ一手」「中露はSNSで情報操作か」と解説記事。これは笑っちゃうところですね。どの口が云うんだって。
散々ぱらマスコミ総出で世論工作をしておきながら、防衛省がその歪みを直さんと情報発信に手を付けたらさっそく世論工作記事を書いてる。
大体複数の政府関係者って誰だ。マスコミの良く使う手で出どころ不明、意地悪な見方すれば捏造も疑われる。都合よく利用できるソース。
他の新聞はどうかと探したら元は共同通信の配信ですね。
元の共同記事は短いモノ、中日新聞はこれを膨らませて大きな記事にしてる。
SNSは何処でも誰でもみんなが利用してる。マスコミだってそう、全世界に広がって情報は拡散し交差しもはや情報管理はマスコミの専管領域ではない。
防衛省が国防について正しい姿を知って貰おうとするのは、散々マスコミが偏向報道を繰り返して来たんだから当たり前の事。
幸いネットがありSNSがあるんだから利用する。それにケチ付けるってのは逆に痛い腹を探られますね。こんな事云ってます。
・・防衛省は情報操作も躊躇わない他国の活動を引き合いに必要だとするが、実行されれば関与が見えないままインターネット空間に都合の良い情報が拡散され、国民が知らぬ間にからめ捕られる恐れが付きまとう・・
よく云いますよ。更に防衛力強化に反対するお仲間もセッセとSNSに投稿してる。このインフルエンサーあちこちで見るけれど、なんだかね。
seikeidouga.blog.jp しかしスゴイ論理だ。防衛力を縮小したウクライナがロシアに侵攻され毎日ミサイルを撃ち込まれてる惨状を見てこう云えるのは、まともに相手にする必要もないか。
追記
産経新聞に記事があってこれを見ると、
・・ 仕掛けられた認知戦に対処するため情報収集や分析、正しい情報の発信などを担う・・
中日の記事は本来の目的を歪めた記事になってますね。