昨日のNHK、朝7時のニュースで、国債保有割合が50%を越えたと報じてました。経済に疎いものが触れる話じゃないんですが、直感的に防衛国債阻止関連だなと思ったわけです。
で、解説では、
・・これは、日銀が長期金利の上昇を抑えるため、国債を無制限に買い入れる措置を実施するなど、大規模な金融緩和策を続けていることが主な要因です・・
これ読むと、無制限に買い入れを行ってるから借金が増えてる、と云ってるように聞こえます。その一方で
・・個人が保有する預金や株式、保険などの金融資産は、ことし9月末の時点で2005兆円となり、4期連続で2000兆円を超えました・・
でも伸び率は縮小してるよって、合わせ技で借金増えて資産減るというニュースかなっと思えるんだけど。
三橋貴明ブログででこれを取り上げてて読むと拍子抜け。
・・日銀の国債保有50%に、特に意味はありません。意味があるとしたら、「日銀の国債保有が5割を超えた」というだけの話です。
・・49.9%と、50.26%に、それほど大きな違いがあるわけがないでしょ。・・
そうなんですか。政府の借金が、日銀国債買取により「返済不要」「利払いも不要」になってるという事なんだそうです。
だとしたらこういうニュースを流すのは財務省と日銀コラボの新たな国債発行阻止運動の一環とみてよさそうです。
一方で今朝のNHKニュース、
・・政府は、脱炭素の取り組みを後押しするため、来年度初めて発行することにしている新しい国債、「GX経済移行債」について当初予算での発行額を5000億円程度とする方向で最終調整に入りました・・
脱炭素で新しい国債発行するのね。今後10年間で150兆円を超える投資を官民で行うと、とりあえず5000億円を考えてる。
だったら防衛費だって国債で良いんじゃないの。脱炭素は美しい計画で結構だけど目の前の侵略脅威に対処する方が先じゃないのかと思っちゃう。
美しい理想ばかり追ってないで、まず泥くさい現実に目を向けてくれませんかね。邪まで無礼な中国がジワジワ迫って来てるってのに。
今朝、東雲から太陽が顔をだすまで眺めてて、雲が多かったため一面茜色。