昨日の中日新聞2面に、政府が「ステマ」、口コミを装った宣伝の規制に乗り出すという記事、読売新聞の記事もあったのでそこからも引いてきて、
まずステマの定義から。
・・ステマは、広告主がネット上で影響力のある「インフルエンサー」などに対価を支払って投稿を依頼しているにもかかわらず、一般の口コミかのように装う行為を指す。
・・SNSやブログのほか、商品やサービスのランキングを掲載しているサイトで広告であることを明示しないこともステマにあたる。
消費者庁の検討委員会では、
・・(ステマは)消費者に誤認を与え、自主的かつ合理的な選択を阻害する恐れがある行為だとし、景品表示法が禁止する不当な表示の類型に加えて規制する。
規制の対象は、
・・広告を依頼する事業者で、ネットやテレビなど媒体は問わない。
違反があった場合は、
・・再発防止等を命じる措置命令の対象となり事業者名も公表される。措置命令に従わなかった場合は刑罰の対象となる。
消費者庁定義の
・・消費者に誤認を与え、自主的かつ合理的な選択を阻害する恐れがある行為・・
新聞記事の
・・影響力のある「インフルエンサー」などに対価を支払って投稿を依頼し 一般の口コミかのように装う行為・・
これ置き換えられますね。新聞記事、テレビニュース、ワイドショー等において日常行われている事、
・・国民に誤認を与え、自主的かつ合理的な判断を阻害する恐れがある行為・・
・・影響力のあるコメンテーター、識者、学者、タレントに寄稿して貰ったり出演して貰ったり、稿料や出演料を支払って、一般の世論であるかのように装う行為・・
ネットにおけるステマ広告で、例えばネットにつられて評判のお店に出掛けてみた。ヒドイ味だった、技術力がなくヒドイ仕上がりだった等であれば、次から行かないという自衛手段が取れます。
確かに一度はサービスに合わない対価を払う事になるけれど、勉強代と思って次に失敗しないよう学習もする。
口コミという情報伝達は経済活動や政治活動において極めて有効かつ強力なモノであるだけに、規制すべきとするものとの境界を決めるのは中々に厄介。
悪質なものが表に出て来るまでのタイムラグもあるし曖昧で判断に困るものもある。そこは世間における経験値をもって各々が判断し対応するしかないでしょう。
世間の経験値からすれば、例えばNHKのステマは明白であり結構悪質なものが有ると個人的には思いますね。中日新聞もすごいけれど。
26日(月)朝のNHKニュース、6時半からのニュース枠でいつもやってる「おはBiz」という経済ニュース、この日は7時台にもやってました。
注目したのはジム・ロジャースへのインタビュー。この人は韓国を持ち上げて日本は駄目だと云ってたしアベノミクスは失敗だと云ってる。
NHKで何を云ったかというと、
〇 来年は金利を上げてもインフレは終息せず。通貨安はマイナスだから利上げもっとしろ。
〇 赤字増やすの止めて財政規律を守れ。
投資家だからお金が儲かる立場からの発言しかしない人でしょ。韓国押しもネットの噂では韓国で損した分を取り戻したいからだって云うのを見たし。
今回の発言はまるっきり財務省の云ってる事じゃないですか。NHKはジム・ロジャースの事を成功した投資家って云ってたから私は知らん人だけどインフルエンサーなんでしょう。
これは財務省のステマでネットの代わりにNHKという公共放送を使って世論誘導をしてるって見えてしまう。
だから普段は持ってこない7時台に、いつもは6時半台専用の「おはBiz」を繰り返して放送した。ま、そう疑われても仕方がない。日頃の行いが悪いんだから。
そして今朝のNHK、「おはBiz」6時半台は何時ものようにやって7時台では報じず。やはり昨日の「おはBiz」は財務省の影がちらつく。
そういえばタイヤ交換に出掛けた土曜日午後、NHKラジオ聞いてたら紅白出場の韓国女性グループのインタビューやっててアナウンサーは韓国語でやり取りしてましたね。
どこの放送局なんだと思っちゃった。こんなのもジワジワ韓国に慣れさせ浸透させるための一種のステマではないかと疑い始めてる。
昨日は凍った路面で足滑らせて転んだけれど、手、肘、腰なんともないんでこれからまた300メートル級の山登りしてきます。