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立憲民主党から自民党に鞍替え 当然立憲は怒る 

 立憲民主党から前回衆議院選挙に出てベテランの古屋圭司議員と接戦を演じ落選した今井瑠々候補、次回県議選に自民党から出ると云い出したので騒ぎになってる。

 次期衆院選にも立憲候補として擁立するつもりだった立憲岐阜県連は批判、憤り、除籍しろとか支援支給した650万円返せと云ってる。

 古屋圭司をかなり追い詰めてるから次回に期待してたんでしょう。立憲の怒りはもっとも、自民にしてみりゃこれはやばいと危機感を持った。そこで懐柔工作をしたんだかしなかったんだか。

 今井瑠々もそれにひょこっと乗っちゃった。勝手に推測すれば、政治家を志し選挙に出ようとしたら立憲の席が空いてた。

 そこで選挙をしてみたけれど、追い詰めたけれど、自民の壁は厚かった。隣の選挙区を見ても今井雅人、坂口直人、連敗で勝てない。

 山下八州夫の新幹線切符スキャンダルもあった。この筋はよろしくないと思い始めたところに自民が手を差し伸べた。乗っかっちゃった。

 いきなり国政ではなく県議会からというのも乗りやすい。26歳と若いんだし地方議会から政治の何たるかを積み上げ苦労するのも悪くない。

 野田聖子に唆されてたみたい。 

news.yahoo.co.jp

  
 この先どうなるかは別として、政党政治の選挙ってのは中々に悩ましいところもありますわね。候補者個人の政治主張、姿勢と政党の理念、全てにおいて一致するとは限らない。

 本当は個々で出馬すればいいんだけれどカバン、看板、地盤がなければ勝てない。野田聖子のように父祖から引き継ぐものが有れば良いけれど新人は何もない。

 勢い既成政党の組織に頼る。勝つのが目的だから多少の主義主張の齟齬には目をつぶる。そこで当選してしまうと悩む事もあるんでしょう。

 党の方針、党議拘束に縛られて我を殺すかあくまでも自身の主張を通そうとするのか。今井雅人なんか見てると比例で当選させてもらった恩義に報いんと必死に見える。

 だから森友あたりの件で自民攻撃を先頭になってテレビに顔出したけれど、あれ逆効果だったんじゃない。前回選挙では沈んだ。

 阪口直人も落下傘候補で岐阜3区に居るけれど勝てない。選挙期間中交差点に一人でマイク担いで選挙演説。苦労してると思うけれど党に支援して貰ってる以上頑張るしかない。

 この選挙区では園田康弘という民主党衆議院議員がいたけれど3期務めて引退。勝てなくなった事もあるけれど生真面目な人のようだから政党政治に嫌気が差したんじゃないかと思ってる。

 野田聖子の選挙区には民主党から柴橋正直民主党ブームで当選したけれど、この人の主張見てると民主党とは相容れないものが有って小沢さんに逆らってハブられたとも云われてた。

 本来ならば自民党から出て活躍して欲しい人材だけれど、選挙区にはあの野田聖子が居座ってるから民主党から出るしかなかったんでしょう。

 今は岐阜市長2期目、自民党に居たらいい政治家になると思うんだけれど野田聖子がねぇ。こんな例他にも、立憲から自民党に移った細野剛志。

 今は原発再稼働、憲法改正を堂々と主張してますね。この人なんかも立憲民主党の主張とは相容れない政治信条で立憲議員である事に悩んだんでしょう。

 自民党に来て、外様だから下積みやってるけれど我慢して待てば良い政治家になりそうで期待できる。他にも移籍してきた議員はいるし更に移籍したい議員は居るんじゃないんですか。

 でも岐阜1区のように障害物があって政治家のこころざしが通らない処もある。25歳、若しくは30歳になれば誰にでも被選挙権はあるんだけれど志だけではどうにもならない。

 今井瑠々、これで迷走してしまうのかバネにしてたくましく伸びるのか、でも野田聖子が子分にしてしまいそうだなぁ。

 

 (参考) 
 野田聖子衆議院議員の夫が国賠訴訟 週刊文春の「夫は元暴力団員」記事巡り「警察庁幹部が虚偽情報を漏洩」

 

 野田聖子氏、「夫が元暴力団員」判決に猛反論 立場を利用して捜査情報を入手した疑惑も【スクープその後】