青山繁晴参議院議員、臨時国会が閉じて国会が動き出す1月23日までの間を利用しハワイのインド太平洋艦隊訪問に続き自費で訪欧、訪米。
この間の行動、活動について逐次自身のブログに公開。マスコミに徹底的に無視されてる事もあって悲壮なくらい自己主張を込めた政治報告。
読んでて辛くもなるし人によっては反発も有り得るけれど、自身が起こした独立研究所の職員も同行しての事だから実際のタイトなスケジュールによる活動なんでしょう。
有難い事です。
22日夜に帰国、あくる23日国会の開幕、本会議、役員会の開会、それへの出席と休む間もなく、早々に怒りを爆発させてます。
・・まず、午前中に議論したのが、「サイドローディング」問題です。
これは、岸田内閣が河野太郎大臣の主導のもと、スマホにサイドローディングを認める、すなわちソフトウエアをこれまでの入手経路以外から入手できるようにしようとしていることです。
・・中国がこれを悪用する恐れがあるため、担当官に来てもらったのですが、まるで「良いことずくめで、リスクなど存在しない」かのように説明し、何度繰り返し注意してもその説明をやめず、ついに大爆発しました。
・・そして「中国をはじめとするリスクもちゃんと明示する説明を用意して、やり直しなさい」と怒りを込めて告げ、退場して出直すことを強く求めました。
・・国民の負託によって議論をしていることそのものを軽視する、民主主義とは言えないその姿勢、行動にはまことに許しがたいものがあります。・・
その後もう一度、GX(グリーン・トランスフォーメーション)何の事かと云えば原発を含めた国家エネルギーの推進法案、これに対して怒りを爆発させている。
青山繁晴にしてみれば、世界を回って来て世界の現況、喰うか食われるかの激しく厳しい国家間争いの中にあるのに日本の国会の、国会議員の、官僚の、政治の在り方のこの体たらくは何だ、という怒りなんでしょう。
この怒りを持つこと自体相当なエネルギーが必要、それでなくともくそ真面目に国会、委員会に出席し発言、加えて本の執筆、小説の出版と獅子奮迅。
余程体力がないと務まりませんわね。そう心配しつつこんな稀有な国会議員はそうそう居ないからもっと活躍してもらいたいと勝手な希望を持ったり。まぁ、一般国民としては出来る事の支持、支援をして行くしかありません。
さて上記の「サイドローディング」案件、情報漏洩に関するチャイナリスクを憂れいての事。これで想起するのは政府がみこしを担ぐTIKTOK。東京新聞にさえ懸念と記事にされてる。
これを推進するのはデジタル庁、河野デジタル相は問題ないとしてるけれど米国は懸念して政府の使用を禁止する規制法案を出してる。
デジタル化を進めるのは結構だけれど河野大臣は猪突猛進のイメージ、実行力はありそうだけれど我が強くて回りとの協調性はなさそう。
官僚を怒鳴りつけてる動画も出回ってるしハッキリ云って危うい。危うさのもう一つ、中国の影がぬぐえない。同じ神奈川の太陽光押しの小泉元環境相と共に疑念がわく。
だからなんだろうと思うんだけれどマスコミがせっせと次期総理の予想という調査を行って河野太郎押しを始めてる。
対抗が小泉進次郎や石破茂って、こんなの見たら脱力しちゃう。あり得ない顔ぶれ。高市早苗は主義主張素晴らしいけれど宰相となったら苦労するだろうからあまり推せないけれど、こんなのに較べたらはるかにまし。
大体、萩生田政調会長がないのはおかしかろう。つまりはなって欲しくない候補という事ですか。誰が、特亜、財務省、かな。
政治家、一部を除いて危機感がなさ過ぎる。マスコミもボケてるのか底意があるのか事実を報じないから国民も太平楽。危機渦中なんだけどね。