週一回日曜日に出掛ける農協のスーパー、近隣の農家が出荷する野菜類が新鮮で人気がありいつも賑わってる。外人も多く来るが最近中国人は見掛けずインドかパキスタン系が来てる。
入ってすぐの果物売り場、富有柿がシーズンで並んでるけど今年は夏の暑さとカメムシにやられて出荷が少ない。小分けの袋入りも傷とか虫喰いがあって不揃い。
代わりに干し柿用の渋柿がたくさん並んで結構売れている。一手間掛かるけど上手に干せたら正月のおやつにしばらく楽しめる。
その先に長ネギの販売台、地元のブランドネギが一杯。ここも去年あたりは120円から150円位だったのが150円から180円くらいに値が上がってる。
続いて里芋の台、どの台もそうだけど何人もの生産者がそれぞれ袋詰めして値段を決め出してるから品種や出来具合が違うのが並んでる。
里芋は4個か5個ずつ袋に入って250円とか300円だけど握りこぶしより少し大きいくらいの親芋が時々混じってる。
値段を見ると60円とか90円とか120円とか、でも誰も見向きしない。確かに食べるとゴジゴジしてそう。だから値段も安い。
農家の人も判ってるから値を安くつける。だけどこれは当たり外れがあって中にはオイシイ里芋もある。この誰も見向きしない親芋を狙ってる。
最近では2勝1敗、前回買ったのは全部じゃなかったけどゴジゴジした部分があった。先週行った時親芋の中にセレベス芋があった。
少し赤みがかった芋で値が200円から300円と付いてた。大きいのは食べきれないので少し小さめのが二つ入った200円のを買って帰った。
スーパーで自分が手を出して買ったたものは自分が調理する事になってるので夕方調理した。皮を剥いて縦6つに切り鍋に入れ煮る。
楊枝を刺してみるとスーと通る。これは当たりだな、鍋から取り出し皿に乗せてから熱いのを少し切り取り口に中に入れる。柔らかくほっくり。
もう一口分切り取り今度は塩を振って食べる。美味しいなぁ、セレベスは大体外れがなくほっくり美味しい。これをどうするか、煮っころがしも良いけどこのままが良い。
夕飯にこのまま皿に乗せ塩と甘味噌を添える。中部圏は赤みそ文化でおでんなんかも赤味噌の甘だれをつけて食べるのが普通。
だから「つけてみそ」とか「献立いろいろ味噌」とか市販のチューブ入りがあってこれに柚子の皮を添えて食べてみた。
半分の量でも年寄り二人では食べきれないから残りは次の日そぼろのアンを作って里芋を温めてから上にかけて食べた。上々。
里芋はまだ半分残ってる。そのうち食べるとして、昨日近所の人から長ネギを貰った。家庭菜園で作ってるもので細くて曲がってるけど新鮮。
冬のネギは柔らかくて美味しい。そして長ネギは新鮮さが命、生鮮食品と思ってるから採ったばかりのネギを貰うと嬉しい。
ネギは主菜にはなりにくいけど味の脇役としてなくてはならない野菜、だから年がら年中出回ってる。
それでもネギの煮びたしとかネギサラダとか焼ネギににするとか、ネギのお好み焼きという手もある。
子供の頃、近所の駄菓子屋さんでお好み焼を売っていた。今みたいに肉が入っていたりしないネギだけのシンプルなお好み焼き。
紅ショウガと天かす位は入ってた。ソースもウスターソース、それでもソースの焦げるニオイは食欲をそそり美味しいものだった。
どん粉を水で溶いただけの薄い台に新鮮なネギをたっぷり入れて蒸し焼き、紅ショウガと粉ガツオをかけてソースで焦がしたシンプルお好み。
今日の昼はこれにしよう。
昨日久し振りに山中で野鳥を見た。即カメラを構えたけれどうまく撮れていない。
手前の木の枝にピントがあってしまって鳥はボケてる。
多分ルリビタキのメスか幼鳥。