7次エネルギー基本計画 原発コスト火力を下回る 再エネ4~5割へ
12月17日の中日新聞、政治面で「発電コスト 原発1.5倍」という見出し。脇に小見出し「再エネ、火力も上昇」
見出し詐欺、一部だけを拡大しそれが全体であるかのように見せる目くらまし。いつもの手だ。これでは原発がコスト高と、中身読まない人は思ってしまう。
・・経産省は2040年時点の発電コストの試算結果を有識者会議で示した。
・・原発、液化ガス、火力、再エネ、いずれも上昇した。
・・変動の大きい再エネ普及に伴い発生する調整コストを加味した結果原発は1.5倍。液化と太陽光は下限値が倍近くに増えた・・
再エネも火力も2倍で原発は1.5倍、なんで原発の方が少ないのにデカい活字で少ない1.5倍を強調してトップ見出しにするのか。
時事だから事故のリスクもあるだろう疑問符も付けてる。
19日の中日社説、
国のエネルギーj計画が発表されこの中で「原発依存度を可能な限り低減する」という表現が消えたのが面白くないらしい。
ナニ少しまともになっただけの事、でもよく見ればまだまだ世界の手のひら返しを横目に日本の優等生ぶりは変わってないんだけどね。
・・2040年度における電源構成の見通し(目標)は、再生可能エネルギー4~5割、火力3~4割、原子力2割程度となった。
・・現在の第6次エネルギー基本計画の2030年度・電源構成、火力56%程度、再エネ36~38%、原子力20~22%。
・・第7次では、初めて再エネが火力を上回り、電源構成の中で最大の電源となった。
・・内訳では、太陽光22~29%、風力4~8%、水力8~10%、地熱1~2%、バイオマス5~6%となった。
・・第7次では10年間で太陽光を倍増させており、再エネ積み増しの多くが太陽光の増加で賄うことが分かる。
・・太陽光の22~29%という見通しは、単独の電源としても原発の2割程度を上回っており、太陽光が、日本の最大電源に躍り出ることを意味する。
国は日本の豊かな山野の緑を削り真っ黒な太陽光パネルを張り巡らす積りのようだ。そのあてにならない太陽光発電の補充に原発とかLNGなのか・
経産省、欧州、米国その他、再エネを見直し始めてるのを後目に中国を利するばかりの太陽光を更に進めると云うのか。
日本が開発したペロブスカイト太陽光だってそのうち中国に奪われて結局中国産の輸入になる事ミエミエだろう。
今朝のNHK朝7時のニュース、この基本計画を受けての原発に関する特集を放送してた。
放送の中身、
17日の放送分、反原発スタンスであろうがさすがに質、量とも紙媒体をしのいでよく調べてる。
CO2を吸収する山の緑を切り倒してCO2対策に黒い熱源となるパネルを敷き詰める愚は止めて頂きたい。
再エネで電気需要を賄えない。使える原発は再稼働させ電気代を下げて頂きたい。
今朝6時56分
7時9分、伊木山の上に太陽が顔を出した。
天気は下り坂、午後すぎに雨予報。