まとめブログに明治製菓のガムの販売を停止するというトピック。3月いっぱいで50年続けて来たガム事業から撤退と。
ガムは今でも時々購入、理由は長年の宿痾とも云うべき口内炎、人知れず痛み喋る時に場合によっては口舌が悪くなる。
例えばケナログとか口内に塗る軟膏もあるけれどあれはじっと喋らない場合に於いては良いけれど喋ると不具合。
いろいろ自分で試してガムを噛んでると口を動かした時でも痛みは少ない。思うに噛むことで口の中の唾液が増えて痛みが和らぐと。
更にミント系の味は口内スッキリでなおさら良し。そこでロッテのグリーンガムを専ら利用。
その内ネットの所為というかお陰というかロッテじゃなく他のメーカーをチョイス。と云ってロッテ以外明治かクロレッツ位しかない。
明治はガムベースが硬くなるのが早く感じ専らクロレッツのグリーンを愛用。愛用という程の事でもないか、年に3.4回の事ですけれど。
いずれにしてもコンビニやスーパーで売ってるガムの選択肢は少ない。それで菓子売り場へ行って確認したのだけれど、あるドラッグストアー、確かにガムの売り場縮小。
板ガムはロッテのグリーンガム、クールミントガム、あともう一種の3種類しかなかった。明治がガム事業から撤退するのはガムが売れなくなってる事も影響。
代わりに何が売れてるかというとグミなんだそうで、家人の云うには昨日朝のNHKワイドショーでグミが売れてるという番組をやってたそう。
ネットを見たら、
読んでみると日本で最初にグミを販売したのは明治製菓なんですね。コーラ味だそうで。グミという名称は茱萸くらいの大きさや形からという事かと思ってたけれど違ってた。
これはガムと同じでゴム経由。くにゃくにゃ弾力のあるものだからゴム。発祥はドイツで1920年代、果汁などをゼラチンで固めたモノ。
ガム売り場の隣見たらグミが、色んなメーカーから出て並んでる。ガムはロッテが一人勝ち大儲けしてるんだと思ってたらここにも時代の波が。
コロナでみんなマスクしてお口のエチケットにも気を遣うケースが減った事もあるのか。そういえばアメリカで森永のハイチュウが人気上昇とか云ってた。
グミ、ハイチュウに共通してるのは噛んだ後の始末がいらない事。ガムを噛んでそのままポイして、掃除のおばさんが床にこびりついたガムを削り取ってた様子覚えてる。
それにグミは作りやすいし形状も自由だし味付けも自在。明治のグミは硬さに拘って6段階の硬さの製品があり袋に硬さが表示されてる。
さらにガムと同じように口内衛生の成分を加えたりサプリ代わりの機能も持たせられる。商品棚に明治の4番目に硬いグミがあったので購入。確かに歯ごたえあり。
ガムは、子供の頃、駄菓子屋には大手メーカー品じゃない色んなのもあった。メーカーではハリスガムってのがあったし仁丹梅干しガムってのもあった。
梅干しじゃない仁丹ガムもあって10円のガムだと普通4枚のガムが入ってるけれど1枚分を自動車カードにして3枚入りのガム、このカード集めに夢中になり相当仁丹ガムを買ってカードを集めた。
台紙があってそこに世界各国の自動車を張り付ける。1960年頃の事、世界の自動車が輸入され始めた頃、各国特色ある自動車が生産されていた。
枚数減らして儲けてるようにも思えたけれど今思えばかえって経費が掛かってたんじゃないかと、それでも子供たちは夢中で集めたから商売としては成り立ってたんでしょう。
お菓子業界も時代の変化とともに揺れ動いてる。変わるもの、変わらぬもの、名古屋にはグッピーラムネというラムネ菓子、昭和25年から作ってる。
小袋に入って10個つなぎのがスーパーなどでぶら下がってる。時々買うけど結構売れてますね。すぐ補充してる。