毎月10日は月刊「文藝春秋」の発売日。同じ日に発売される同じく総合言論誌と見得切って出てたのが月刊「噂の真相」もう休刊して20年になるけれど。
表紙も雑誌名も戦後のカストリ雑誌風で後に云われたのが8割のガセと2割の真実。だったらインチキ雑誌じゃないかと云われそうだけどよく売れて知識層読者も沢山いた。
その2割の真実がなかなかに事実を抉って、残り8割のガセだか胡散くさい記事だかを帳消しにしてた。広告を入れなかったから臆せず記事が書けたのも大きい。
政治家、文壇、警察、検察とあちこちのスキャンダルを暴いて物議をかもし訴訟も起こされたけれど2004年に休刊という名の廃刊。
印象に残ってるのは検察庁に対する攻撃。普通はそんなところ手を出さないけれど広告で食ってない噂の真相は怖いもの知らず。
検察との揉め事は長く続き、だからスキャンダル誌としては美味しい取材対象。検察も法務官僚の一員だから無謬が建前、そこを突かれて記事になると裏側が透ける。
優秀な官僚は間違いを起こさない。起こさないはずだ。起こす訳がない。エリートの集団だからカストリ雑誌風情に裏側暴かれると逆上もする。
官僚も人の子、人より美味しいモノ食いたいし良い女が居れば目移りもする。情に流されたり柵に絡めとられたりもする。
意図したわけじゃなくても間違えたり具合の悪い方向になったりする事もあるでしょう。だけど無謬だから間違いとする訳にはいかない。
そうなったらどうするか、政治家に責任を転嫁する。各省大臣はそうなった時の人身御供。大臣が責任取りたくないと云った時は冤罪をかぶせてでも取らせる。
大臣が官僚の云う事を聞かない時にも冤罪おっ被せて辞めさせようとする。高市大臣の小西文書騒動は放送行政に目障りな高市大臣を凹ませるために総務官僚OBの政治家と組んだ小細工じゃないの。
セキュリティクリアランスを潰すためだったかもしれない。総裁候補の高市潰しかも知れない。茂木幹事長、林外相、岸田総理も含め人気と実力もある高市大臣は邪魔くさい。
そうした最大標的が安倍総理だった。野党が、立憲民主党が延々4年もモリカケで足引っ張りしたけれど調査能力なんてない立憲が喰い付けたのは後ろに官僚が居たと思しき。
年金問題の時は厚労省が自分たちの不作為を棚に上げ誤魔化すため情報提供。森友は財務省、加計学園は文科省、外務省も拉致問題その他で抵抗勢力。
昔は官僚に任せておいても日本の政治は大丈夫と云われてたけれど、そう安心してたら官僚はそれぞれやり易いように官僚王国を作り出して増殖し始めちゃった。
ついでに云えばNHKも官僚王国、ドンドン自己増殖をし始め巨大な組織になって踏ん反り返り出した。予算は受信料で潤沢、払わないと3倍ペナルティ、今現金で7千億ほど余ってるらしい。
だからNHKと監督官庁かつ天下り先を確保したい総務省は高市大臣を忌避する。検察、裁判官、弁護士に変なのがゴロゴロいる監督官庁の法務省も安心できない。
話が横道にそれたから戻して、文藝春秋最新刊に財務省の大物OBが寄稿して安倍回顧録に反論してるって記事。
Yahooニュースから、
news.yahoo.co.j
週刊文春も文藝春秋も以前は安心して読んでいらられたんだけれど有田ヨシフのお友達が編集長になりやがて社長になった辺りから読まなくなった。
この記事も買って読む気はないけれどコメント欄読めばこの財務省大物OBの云い訳が、まさの安倍総理の云う省益を擁護してるだけだというのが良く判る。
安倍晋三回顧録の310頁に「安倍政権を倒そうとした財務省との暗闘」という項目。これだけ正面から批判されれば財務省も言い訳せざるを得ない。
現役の財務省官僚が云うと責任問題になるからOBに云わせてる。でもYAHOO記事の1240もあるコメント見ればその云い訳が全くの自己弁護でしかなく国民への説得力のない事が判る。
唯我独尊の無謬官庁、これ迄こんな批判にさらされた事なんて無かろうから、甘く見てか狼狽えてかお粗末な反論になってる。
記事中、
・・優秀な人材が財務省を避けるようなことになれば、最終的には日本の国益が揺らぐ事態になりかねません・・
こんな事云ってる。優秀な高級官僚の傲慢が透けて見える。賛否あるけど財務省はこのコメント欄よく吟味すべき。なんて、愚民の云う事など歯牙にもかけないか。