晴れたり曇ったり

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岸田総理 解散見送り どう見たって財務省がこの国の支配者だね

 一昨日の中日新聞朝刊を見て、1面、2面に首相の減税発言関係記事。1面「国民に還元 元手なかった」「財務相 税収増分 使用済み」「首相説明に疑問続出」

 2面「歳入7割8.8兆円が国債」「借金頼み財政続く」もう一記事「減税期間 当然1年」「宮沢洋一・自民税調会長」「延長含みの公明と隔たり」

 さらに「ふるさと納税 厳格化」「自治体72% 寄付金額や返礼品変更」更に2面下「神田財務副大臣 税金滞納と報道」

 

 財務省、税金関連の記事が5つ。1面の記事、岸田総理、恥かかされてる。しかも鈴木財務大臣にハシゴ外されてる。気の毒なことだ。

 自分の任命した財務相が岸田総理の支持率回復を狙った政策に冷や水を浴びせてる。鈴木財務大臣は寝首かくような人ではなかろうからこれはそう指嗾した誰かがいるんだろうな。

 誰かって、そんな事出来るのは財務省しかいない。岸田総理が減税をぶち上げたもんだから財務大臣に寝返り役させて総理を牽制してる。

 あとは手下のマスコミに、軽減税率の飴玉を与えて手懐けてるから、筋書き渡して減税案を潰してる。総理これでお手上げ、9日夕には解散せずと白旗。

 

 幾つか良い仕事もしてるんだけれど財政一連の政策に迷いが出て国民の共感を得られず解散権も封じられてしまった。

 この指導力低下、財務省に悉く手綱にぎられて動けず。税制では従弟の宮沢洋一税調会長に逆らえず、なんせ東大と早稲田だからコンプレックスもあって財務省出身の宮沢氏引導を渡してる。

 8.8兆円が国債、借金頼み財政続くって、お馴染み財務省の「国の借金1千兆円」のほら吹きが効いてる。借金減らないから増税との根拠。

 だけど国債発行額は2022年度の22.8兆円から14兆円減っての8.8兆円。これはもうプライマリーバランス重視の財務省の思惑通り。

 

 景気が悪くなろうがバカな国民の生活が苦しくなろうがこのPB至上主義は変えられない。公務員の給与は上げといたから役人の生活は問題なし。

 財務省にしてみれば政治家は使い捨て、誰でも良いんだ。安倍総理には手こずったけどもう居ないから心置きなく政治家を使い回して使い捨てる。

 ふるさと納税総務省管轄だけど同じ税金、財務省国税自治体裁量の制度を良く思う訳はなく中央官庁の支配下に置いて包括的税の支配をしたかろう。

 財務副大臣の税金滞納だって中身知ってるのは国税庁財務省の手の者、ちらっとリークすればマスコミが飛びつく。

 矢張りね、財務省を筆頭に官僚がこの国を牛耳ってる。政治家に責任おっかぶせ官僚王国を築き上げてる。


 法務省文科省厚労省国交省総務省、外務省、これらの省益第一、自身の出世競争が全てという勤勉さが日本の足踏みする原因。

 

 みんな財務省にはしごを外されたと、そう見てる。 

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  雨。山々も霞んでる。これで少し気温が下がるか。