財務省の云いなりになって増税路線を掲げた岸田総理、ご本人はキリっとした決断のつもりなんでしょうが党内議員の多くが異議を唱えた。
自民党内の政調全体会議で反対意見続出、賛成もいるけどその比55対15位と云ってたから7割強の反対意見。これは岸田総理困った。
なんでこうなったかと云えば党内での意見集約、議論を重ねなかったから。財務省と官邸とでこっそり結論を出して勝手に発表しちゃったから。
誰が悪いのか、そりゃ総理が云ったんだから総理の発言責任。だけど一番悪いのは財務省と財務省の意向を受けた官邸スタッフでしょう。
財務省出身の木原誠二官房副長官も含め岸田総理の周りは財務省出向者で囲まれてる。税制調査会長の宮沢会長も大蔵省出身。
岸田派は宏池会で宏池会は財務省と関係が深い。そりゃもう財務省の思うままではありませんか。何も決めない岸田総理が増税に関しては決断が早かった。
だけど流石に自民党内で増税に反対する声はでかく独断専行に閣内からも反対意見。財務省に乗せられてキリっと決めたのは良いけれど足元ふらつき始めた。
財務省としては新しい増税が出来れば良いんだからその後岸田総理が政権維持に苦労しようが党内割れようがどっちでも良い。
実際閣内に高市、西村の両大臣が増税反対姿勢を表し閣内不一致で今朝の中日新聞など恰好の自民攻撃。慌てた茂木幹事長も云わんでもいい事云っちゃった。
これは悪手、アシストしたつもりが火に油注いでる。茂木さん、図らずも強権体質が露見しちゃった。
こうして政治家がその対応のまずさで批判を浴び減点されていくのを眺め財務省は涼しい顔してるんでしょう。陰で仕掛けて責任は政治家に取らせる。
財務省は誰も、何も痛まない。まぁね、天下の東大法科卒だから、早稲田や成蹊出が偉そうに指示したって聞いた振りして操ってる。
ただ成蹊出身総理は云う事聞かず繰れなかった。でも居なくなったからもうドンドン増税路線邁進。高橋洋一が何か云ってるけど評論家では何も出来ない。
国防という、国民の安全を守る、国家として最重要事項の予算措置を、目の前のゴロツキ国家に囲まれている中で、数字合わせばかりやってる財務省に牛耳られているという悲しい事実。
国民に選挙で選ばれ、中にはゴミ政治家も居るけれど、激務に身体ともすり減らしてる政治家をないがしろにし、省益第一に小細工ばかりやってる財務省を、何とかしないといけませんわね。
どさくさに紛れ外務省がOED予算倍増やら子ども予算倍増を云い出してますね。これは意図的なものを感じる。財務省は国防を真面目に考えてないでしょう。
プライマリーバランスごっことしてるだけ。ひょっとしたら財務省はパヨクばかりで自民党政治が嫌いなんか。財政法4条堅持で9条信奉者。
第4条
国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入を以て、その財源としなければならない。 但し、公共事業費、出資金及び貸付金の財源については、国会の議決を経た金額の範囲内で、公債を発行し又は借入金をなすことができる。
・・財源確保に関しても、これは政治が考える、政治が決断すべき話であって、財務省ごときがしゃしゃり出てきて説明するような話ではないはずである・・
・・防衛費増の財源については、増税と歳出改革なる歳出削減策によるとしている。いずれも国民経済を縮小させることにしかつながらず、困窮する国民をさらに困窮させるもの。
・・それで、貧国化を進めてどうやってこの国を守ろうというのか。戦う前から国を弱体化させるようなものである。まさに貧国弱兵である・・