9月12日自民党総裁選の立候補受付が10時から始まり10時15分で締め切り。推薦人20名をクリアして立候補したのは9人。
12人が事前に名乗りを上げていたが3人脱落。推薦人が集まらなかった。13日に共同記者会見、以降演説会、討論会党選挙運動期間を経て9月27日に投開票。
青山繁晴議員は出馬に名乗りを上げていたものの断念。自身の動画での発表によれば15人集まり5人足らず20人に届かなかった。
岸田首相が辞任を表明したのが8月14日。以後約一月の間に立候補を巡る動きが活発となりマスコミの報道も活発になる。
この間にそのマスコミ報道について、ネットでのマスコミ批判が大きくなる。公平に報じていないという問題。
公平に報じられなかったのは青山繁晴参議院議員一人。そこで放送法第4条に違反しているとNHKに対し抗議文が送付された。
それでやっと候補者予定一覧に名前と写真が載るようになる。マスコミによる不公平な報道、これがまず今回一つ目の問題。
二つ目に浮かび上がったのが自民党内の派閥による締め付け、しがらみ問題。青山議員に云わせれば推薦人を確保せんと話を進めるも剥がされてしまう。
そうなるのは幾つか理由があるけれど端的に云ってしまえば政治家、官庁、マスコミの旧弊構造を破壊されてしまう事への抵抗。
加えて青山繁晴への反感。政治家として完璧すぎる事への妬み嫉み。地元を持たず支持母体を持たず、故に盆、暮れ、葬祭等の付き合い、気遣いがない。
献金も断って政治資金は公金の歳入の他は自身の著作で賄う。クリーンな会計で贈賄、収賄、利益供与のスキがない。
この事を事ある毎に強調、だから誰にも遠慮せずにズバズバ直言できる。完璧。完璧すぎて、誰にも真似できない事だから逆に反感も買う。
特に衆議院の小選挙区で苦戦しながら国会議員に当選した議員、落選の苦杯をなめた議員からはその素晴らしい政治姿勢に複雑な感情も生まれる。
誰でも青山繁晴のようにできる訳ではない。だから今回の結果は古い政治体質故と一言で片づける訳には行かない処がある。
それでも今回の総裁選を巡る動き、今後の政治の在り方に対し大きな一石を投じた。まともな政治家であれば青山の語る政治姿勢に共感する人は少なからずいると思う。
ただ到達点が現状から見たら彼方にあっていきなり過ぎたきらいはある。これは仕方がない、その差を少しずつ埋める事でしか改革は成らない。
ドン・キホーテに見えかねない青山議員の出馬表明、でも一歩一歩進めて行けば到達するではないかという事に気が付いた人も、議員も含め居たんではないか。
自身の選挙を考えれば派閥の締め付けやしがらみに抗して青山側につくメリットは少ない。危険でもあろう。それでも推薦者が15人いた。
これは光明、自民党を中から変えるという目標のまず一歩。まぁ一ぺんには行きませんて、匍匐前進、三歩進んで一歩下がるの繰り返し。
15人のうちの一人、高木けい議員。護る会の事務局長。青山繁晴議員の立候補が無くなって高市議員の応援に回る。
自民党総裁選告示。本日から私は #高市早苗 総裁候補の応援に入ります。
— 高木けい 自民党衆議院議員 (@takagikei310) 2024年9月12日
わが国の未来に必要な議論が行われるよう、私は保守派の論客をもう一人擁立しようと模索しましたが、叶いませんでした。したがって、政策と政治信条が最も近い高市候補を、今日から全力で支援します。
皆様、応援してください✊ pic.twitter.com/ZeMJk02hnE
党員獲得数3年連続1位の青山事務所を通じての党員票も全部とは云わないが同じ保守の高市陣営に流れる可能性は高い。
青山繁晴の最新著作『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』10日遅れの配送と云ってたのに今日届く。先ほど配送中とのメール着。
F2戦闘機 真下から
同じくF2 少し離れた位置から
T7練習機
昨日午後散歩、36℃の暑い日だった。
カメラは持たず偶々飛んでたのをスマホで撮影。