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内閣支持率 軒並み20%台 マスコミの作る空気

 毎度おなじみ、マスコミの世論調査、岸田内閣の支持率が軒並み20%台に下がったと嬉しそう。 

mainichi.jp

 (政党支持率

 自民党       24% (前回23%)

 日本維新の会    14% (同13%)

 立憲民主党     9% (同11%)

 れいわ新選組    7% (同5%)

 共産党       6% (同4%)

 国民民主党     5% (同5%)

 公明党       3% (同4%)

 参政党       2% (同3%)

 支持政党はなし   26% (同27%)

 

 岸田内閣の支持率は21%、自民党の支持率が24%だって、ウソくさい数字だなぁ。どこが調査した支持率かと思えば毎日新聞
 
 しかし他の調査数字でも自民党は下がってる。だけど、れいわが7%、共産党が6%だなんて、どこで、誰を対象としたのか。

 毎日新聞の願望が強く出過ぎじゃないのか。グラフ見ると6月から下がり始めてる。LGBT法案は6月16日に成立してる。

 これで自民党支持層の大いなる反発を招いたからここが切っ掛け。だけどその後の政権運営、特に外したとは思えない。

 ま、マスコミがそれぞれ頻繁に世論調査を行って岸田下げを行って来たから世論はそれに釣られる。マスコミの作った空気に乗せられてる。

 しかしそれが世論というものでしょう。アヤフヤで曖昧で、デマと一緒、動き出したらブレーキが利かない。つまり工作しようとすれば出来ちゃうフワフワ。

 こんなものに乗せられちゃぁイケないと思うんだけど、毎回千人程度の電話調査で、設問の仕方次第でミスリード出来ちゃう操作ツール。

 NNN日テレ系の支持率調査は、

 

 これ見たって毎日の数字がおかしな事が判る。令和2%、共産1%。こんなバラつきのあるマスコミ謹製の世論調査なんて大まかな傾向でしかない。


 今朝の中日新聞でも、「内閣支持率 軒並み20%台」「末期症状? 窮地の首相」「減税裏目 政治とカネ 新たな火種」とまぁ楽しそうに書いてる。

 表があってそこには報道各社の支持率一覧。一番良いのがNHKの29%、青木率を持ってきて次の後継者レースの号砲は誰が鳴らすかと煽ってる。

 新聞、マスコミはジャーナリストじゃなくて自分たちの願望を実現させるためのプロパガンダ紙だから弱ったと見れば一斉に喰らい付く。

 まぁ、幸いな事に一回任せてみたらの民主党政権という手酷いしっぺ返しを喰らった経験があるからもう旧民主、野党政権という目はさすがにない。

 野党は多分それの方が良いんじゃない。政権運営の苦労も責任も負わずに済んでケチつけるだけで国会議員続けられるポジションの方が気楽でいい。


 

 確かに、岸田総理のLGBT法案における強権発動はひどかった。直前に奥さんが一人アメリカに呼ばれバイデン大統領夫人に丸め込まれた(ようだ)。

 アメリカの云う事を聞かざるを得なかったんではないか。だから「聞く耳」総理が珍しく即断、強引に指導力を発揮し通してしまった。

 誰が総理でもそういう結果になったんだろうけれど自民党支持層、保守派からは大いなる反発を食らった。

 確かに悪法を通してしまったけれど対処すべき懸案は他に一杯あって単なるワンノブゼム。そこに留まる訳には行かない。

 そう思うんだけどその反発が拡大してしまったが百田尚樹の「日本保守党」立ち上げ。これはLGBT法案への大いなる反発。

 ワンイシューだから政策も、政治家の顔ぶれもこれからというのに結構党員登録が集まってしまい期待値が大き過ぎ。

 この新党もフワフワ政党、空気ばかり膨らんではたして中身がどうなのか見えず多分党首も広がり過ぎた風呂敷に困惑してるんではなかろうかと思う。

 下手すりゃ保守の分断で左翼政党に漁夫の利となりかねない。さらに岸田おろしのその先、誰が総理になるのか、これがまた問題。

 

 全然信用してないけれど次期総理に相応しいのはという調査、一位が石破茂、次いで河野太郎小泉進次郎と目も当てられん顔ぶれ。

 この調査も大概、だけど世間の空気のミスリードに随分前から繰り返し仕込んでるからバカには出来ない。現実味のあるのは河野太郎だろうけれどこれは御免こうむる。

 他に名乗りを上げたのは青山繁晴、上げたと見做されているのが高市早苗。掲げる政策としては容認できるけれど嫉妬うずまく政界にあっては現実味は薄かろう。

 ただ総裁選に出て議論侃々諤々となれば出た意味もある。国民に何が喫緊の課題か、政治家の姿勢、資質とは何かを示すいい機会になる。

 

 それを決めるのは自民党議員であり自民党員。野党議員とその支持者には関係のない事。だから石破、河野、小泉の人気調査は意味なし。

 総理の担うものは政策遂行ばかりではなく党内人事の目配りから官僚指揮、外国首脳との付き合い、マスコミ対応、その他想像を絶する難関が待ってる。

 簡単に潰れて貰っちゃぁ困るから政治家として素晴らしい資質を持ってるこのお二人には安易な賛同を示すわけには行かない。

 となると結局一番好ましいのは世間の批判を大いに浴びて貰って、自民党が退潮しても艱難自重で岸田総理に続けて貰うのが良い様な気がする。

 

 

 昨日山上から西方。金華山の向こう、伊吹山時雨れて見えず。