国連総会でロシア軍の撤退を求める決議案が採決され 193の参加国中141ヶ国が賛成。反対7ヶ国、棄権32ヶ国。
投票数を合計すると180ヶ国。そのうちの141ヶ国という事は78%。反対票が3.8%、棄権票は17.7%。無投票が13ヶ国。
NHKニュースの見出し、ポイントは141ヶ国78%の決議賛成だと思うんだけれど圧倒的多数を隠した見出し。
今朝のNHKニュースでも反対、棄権が50ヶ国近くとこちらのボリュームを目立たせるような報道。
反対7ヶ国はロシア、ベラルーシ、北朝鮮、エリトリア、マリ、ニカラグア、シリア。棄権は中国、インド、南アフリカ、イラン等。
この採決の結果、ロシアには結構きついでしょう。明確に反対したのは小国ばかり。棄権国はロシアのメンツや今後の情勢考えて態度曖昧にしてるだけ。
反対に加わらなかった時点でロシアの戦争の大義は認められるものではないと云ってるようなもの。中国もインドもイランからも距離を置かれた。
www.cnn.co.jp NATOのストルテンベルグ事務総長は中国の動きを牽制、
・・「違法で、国際法に甚だしく違反しているロシアの戦争を中国はもちろん支援すべきではない」・・
・・「他国の保全を尊重し、軍隊を大挙して送り込んで他国の領土に侵入しないというのが国連憲章の基本原則であり、中国はロシアの違反行為に加担すべきではない」
と述べた。・・
プーチン大統領は強気を崩してないけれど、まわりには弱気が見えて来た。メドベージェフ元大統領、
hosyusokuhou.jp
「戦争に負ければ」と云い始めた。負ければどうなるのか判ってるんでしょう。仮に勝ったとしてもロシアを見る世界の目は厳しいからこの先の困難は変わらない。
しかし、身勝手な事をやっておいて、ウクライナ内部に入り込んで(ロシアは戦場になってない)インフラ破壊や非戦闘員の市民を殺害しておいて、この云い分はないわね。
アッサリ短期間で勝つつもりで傲慢な侵攻しておいて、ウクライナがシッポ巻いて降参せず米欧G7が後ろについて泥沼に嵌り込んだら居直ってる。
小物っぷりさらけ出して追い詰められたら核を使うって、この悪あがきは見苦しい。開始の口実もロシア系住民の救済だったのに今はナチ化討伐と大義が変わってる。
要するにウクライナの領土を奪いたかっただけの事。こんな勝手な云い分が通れば次いで中国は台湾を奪いに来る。核で脅かし問答無用の強奪。
それにしてもロシアは悪手を突いた。すぐ止めればよかったのに1年も長引かせこの間に与えた損害は甚大。それが見えて来てメドベージェフは悲鳴を上げてる。
強がってるけどこれは負け犬の啖呵。下手すると核を使用するかもしれないけれど、それやったらロシアは国民道連れで崩壊。
少しでもマシな結末を望むのならなプーチンの首を差し出して、個人の責任に仕立て上げてウクライナへの賠償に当分苦しむしかないでしょう。
そうなったら日本は北方4島、千島列島、南樺太を返してもらって大いに経済協力すれば良い。
ただウクライナも強かでバイデン大統領の息子のハンター・バイデンとの繋がり等訳の分からんところもある。単純な正邪じゃない。でも今は戦争を止める事に目を向けよう。
雀が屋根の上、木の上で集まって何やら相談してた。(一昨日撮影)