高橋洋一チャンネル、1011回目のテーマは「財政審 利払い費増額を議論」数学科出身の元財務官僚の面目躍如。
財務省もマスコミと一緒で都合の悪い事は隠して部分だけ公表し「金が足らん増税だ」を云う。あくどいのはそれを財政審という隠れ蓑にさせてる事。
・・マイナス金利解除後初の財政審で利払い費増額を議論っていう記事があったんですけど・・
〇 財務省は国の借金である国債の利払い費が従来の見込みより8000億円も増えるとの試算を財政制度審議会の分科会に示した。
(長期金利が現行資産の前提である2.1%よりさらに1%上昇し名目成長率の想定を超える金利水準となった場合)
〇 この文科会後に記者会見した増田会長代理は、金利の上昇による利払い費の増加が財政の悪化につがるということが共有されたと発言。
〇 (高橋洋一)結論的に云うと「アホ」
〇 金利の上昇は非常に重要な問題である事は間違いない事でそれがもたらす影響を分析する手法が既に出来ている。
〇 アセット アンド ライアビリティ マネジメント。日本語で言うと「資産・負債・総合管理」という。(ALM)
〇 これで分析すると国債の利払いが増えたというのはライアビリティ(負債)の変化だけ。資産を考えてない。
〇 国債の金利が多少増えたところで資産の金利も上がるから資産をたくさん持ってると実は結構お得になる時はある。
〇 具体的に言うといろんな運用資産考えたらそっちの利回り上がるから全体でどうなるかって見なきゃだめ。これは間違いだ。
〇 何故そんな事が云えるかといえば、金利が上がればどうなるかとというシステムを30年前に私が作った。(ALM)
〇 ついでに国のバランスシートがないと出来ないからBSも作った。自分がいなくなっても動くように自動化した。
〇 財務省のHPに財政投融資ではALMを導入してると書いてある。毎日でもリアルタイムで報告できる。
〇 (なのに)この人たちは本当に節穴だね。負債だけ検討してもダメだろう。これがニュースになってる。新聞記者も知らないで書いてる。
〇 財務省の中にはAI高橋がいて自動的に出て来るんだ。
〇 私はこれの専門家で、今回の利払い費増って、ミスリーディングは止めた方が良いと云ったけれどまだやってる。
財務省は判ってて負債だけを取り上げ資産を隠してる。しかもそれを公表するにあたり財政審査会という分科会を作ってここに発表させてる。
利上げによって利払い費が増えると云わせて借金が増えると印象操作してる。実際は資産の方で利益も出せる。
財政方針を決める審査に資産の方の数字を隠すという操作をするというのはもうこれケシカランを過ぎて犯罪ではないか。
大もと財務省は姿を隠し諮問機関に発表させマスコミに報道させる。それを高橋洋一は随分前からネットでその誤魔化しを指摘してる。
今日の天気予報は曇りで雨の確率10%くらいだったけれど雨が降り出してる。
午前中いっぱいは雨雲が掛かって山行はなし。
昨日の山中、一週間で様相一変、あたり一面新緑。フジの花今年は早く咲いたようだ。