晴れたり曇ったり

毎日空を見て暮らしています。良い天気の日もあるし曇ったり荒れたりする日もあるし、日々繰り返し。

キビタキ メジロ 安部龍太郎「家康」 合戦の痕跡

 昨日いつもの山歩き。前日日曜日にはこの山並み一帯でトレールランの大会が行われ400人位参加があったそうなんだけれど生憎の雨。

 地元の人たちが採れた野菜等を売ってる売店で尋ねたら雨の中決行、雨だから一般の山登りする人はなくレースはスムースに行われた模様。

 明けて月曜日天気回復、だけど登ってる人は少なかった。山道はあちこち水が流れ出てぬかるんでる。なので舗装されたルートを辿って頂上へ。

 その途中鳥の鳴き声、葉が茂って来て野鳥の姿見えなくなって来たけれどこの日は久し振りに確認しカメラの収められた。

 

 キビタキ 

 



 メジロ 

 

 両方とも気持ち良さげに囀ってた。

 

 前に書いた安部龍太郎著「家康」幻冬舎文庫からこれまで8巻刊行、気になったので試しに2冊購入、読みだしたらこれが面白い。

 続いてまた2冊、止まず8巻まで購入し昨日読み終えたところ。面白い理由はまた後でまとめたいけれどまず一つは小説の舞台が地元である事。

 当市も含め尾張、美濃、三河遠州、よく見知った地名ばかり。小説とはいえ史実に基づいたストーリーだから圧倒的リアリティがある。

 合戦の拠点となった表史には出て来ない小城の名、竹ヶ鼻城とか楽田城とか小幡城。六巻、小牧・長久手の戦い編では小牧山城を拠点の家康と岐阜城に出て来た秀吉との戦さ。

 その中間にある犬山城の攻防、戦いの様子が事細かに記述され読み進める間脳内にその戦闘パノラマが展開。木曽川を挟んで両軍の動き迫真。結果家康側勝利。

 

 展望台からの眺め。北側の御岳山等アルプスの山々は見えず。南側濃尾平野、午前中はまだ雲が多く遠望霞んでるけれど薄っすら名古屋駅前のビル群は見えた。 

 写真、手前に木曽川の向こう岸、左の小山の上に犬山城。その向こうに小牧山城。上部は名古屋駅前の高層ビル群。それを左に辿れば見えないけれど名古屋城

 小牧山城の右手には切れてるけど清須城、山上から西方見れば岐阜城、その先に斎藤道三の鷺山城。木曽川を下って羽島市に加賀野井城、竹ヶ鼻城。更に下れば紀伊長島城。

 いつも登ってる山並みにも迫間城址、東端木曽川手前に猿啄(さるばみ)城、ここも信長ゆかりの山城。といっても狭い敷地だから砦といった趣。

 この辺り壬申の乱から戦国時代にかけて権力闘争の痕跡があちこち一杯に散らばって存在してる。