衆議院補欠選挙の3選挙区、全部立憲民主党が取ってその分析各方面でしてるけど結局これはマスコミの勝利。偏向報道による世論誘導。
始まりは清和会のパーティ収入の取り扱い。適正に処理すれば無問題だったのにどこから漏れたのやらエサ投入され一斉に喰いつかれた。
まだマスコミの影響力は強い。ネットが欺瞞を暴きはするが自分から情報を取りに行かない受け身のマスと主体的に探さないと見つからないネット。
マスコミが左に傾いてなきゃ問題ないけれどほぼそうだから結果は歪む。それでもネットは10年前に比べれば随分影響力を持つようになって来た。
相対的にマスコミの影響力は下がって来ている。気を付けなきゃいかんのは左だってネットを利用してる事。それ含めて今は途上段階。
昨日の中日朝刊、自民全敗、立憲3勝と強調。2つは候補立てなかったから1勝だと思うけど。立てなかった自民全敗はその通りだな。
あれだけ政治資金問題、パーティ収入不記載と騒がれて、同様案件立憲の場合は騒がなかったから批判は自民に集中する。支持政党なし層はなびく、若しくは棄権。
そこには国政の担う役割への視点は忘れられてる。選挙民は誰もが大きな視点で国家の課題を捉えてる訳ではない。
蓮舫がかつて120万票取ったように中身より知名度。これは藤原あきがトップ当選した時からの安易な流れ。
以来テレビタレントが続々立候補、著名人でまともに政治家だったのは石原慎太郎位なもの。
乙武候補も色物候補。本人の志があったとしてもそれに+アルファ、小池知事が支持したのもそれを狙っての事だろう。
しかし5又交際のうわさが出てこれで撃沈。結局政治は数だからこうした風潮になる。
民主主義、選挙制度ってのは問題があるなぁと思うけれど、中国やロシアや北朝鮮見てると今の所これに変わる選抜制度はなさそう。
誰もが国家国民の行く末を案じて暮らしてる訳ではないしどちらかと云えば目の前の快適生活が優先課題。心地よい言葉を語る人になびく。
それを織り込んで選挙民は投票し政治家を選び、選ばれた政治家は政治制度を少しづつ修正して行くしかない。
しかし政治家も大変だ。当選しなけりゃただの人。政治家浪人も辛い。いくら信念を持っていたとしても落選すれば意味がない。
次を目指すとしてもその間無収入で、自分で食い扶持を探すしかない。政党内互助制度があったとしても事務所維持や秘書給与は厳しい。
実業家であるか太い後援会を持っていれば良いけれど無ければ辛い日々が待ってる。地盤、看板、カバンが挙げられる謂い。
一昨日連休初日、午後散歩に出たら幹線道交差点で旗を立て行き交う車に頭を下げる人。派手なピンクのシャツ着てた。
旗にある名前見てここ2回ほどこの選挙区で落選中の候補者。立憲民主党から出てなかなか勝てない。傍に同じくピンク塗装の軽ワゴン。
走る山本太郎と名前と走る絵が描かれてる。走る○○はこの候補者のポスターのキャッチフレーズ。それがどうして山本太郎なのか、
立ち止まって本人に聞いてみたら立憲かられいわに鞍替えしたとの事。それ聞いて何とも複雑な気持ちになる。
走る○○のキャッチフレーズは本人がラグビーをやってたからであちこちに貼られたポスターで見掛けてる。
その積み重ねたひたすらなイメージを山本太郎に移し替えてれいわに賭けたらしい。果たして移籍は吉か凶か。
いろいろ勝手に想像すれば思うところ多々あるけれど、政治家って大変だ。中にはレベルの低いのや邪まや問題ありもいるけど余程信念が無ければ勤まらない。
だからこそ選ぶ国民の目が肝心なんだけど、まぁ政治家は国民のレベルに準ずる。今回の衆院3補選はその結果。マスコミのレベルでもある。
昨夜雨が降って、明け方止んで、東の空明るくなって来たけど、今また雨が降ってる。