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衆院予算委 立憲議員統一教会追及3連発 1票格差

 昨日午前中車を運転しててNHKラジオの国会中継をきれぎれで聞いてましたけれど、立憲民主党議員の質疑、西村ちなみ源馬謙太郎逢坂誠二と3人続いて統一教会。空しいねぇ。

 本人たち、追及厳しきオレなんて格好良いんだと思ってるかも知れないけれど、いい年した大人がネチネチ、不動産の名義がどうの、事務所費がどうの、今そんな事やってる時か。

 同じ事を立憲民主党石川香織議員がやってるのに同じ北海道選出の逢坂議員はその件頬かむり。こんなんだから立憲民主党は支持が上がらない。 

www.moeasia.net

 

 2大政党制だなんて野党、マスコミは夢想してるけど、これじゃぁ無理でしょう。政策立案で国民を唸らせるモノでも出してくれば目もあるけれどスキャンダルほじくってばかりじゃ愛想つかされる。

 そのマスコミの願望、中日新聞27日日曜日の社説、「不思議の国の一大政党」と、自民党一強で政権交代が起きない事を嘆いている。 

www.chunichi.co.jp

 

 その原因に現行選挙システムにあると、小選挙区制だから得票が伯仲し僅差でも落選してしまう。実際昨年の総選挙、得票率は自民48%に立憲30%、それが議席では189議席対57議席

 得票数と議席数に乖離があると、だから民意が生きていないと云いたい様だけど、同じ条件で2009年の衆院選では民主党が300議席も取って大勝したんでしょ。

 その後の民主党政権運営見て国民は学習したんですよ。こんな危ない政党に政治を任せられないって。逆に官僚はやり易かったでしょうね。無能集団だから云いなりに出来た。

 その点自民党は、マスコミが報じないから皆さん知らないけれど、青山繁晴議員のブログや動画見てると朝早くからテーマ毎の委員会、分科会が開かれて侃々諤々と党内で議論してる。

 そこに官僚や識者呼んで問題の把握、対応を経て意見の集約を試みてる。旧民主、立憲の場合はヒヤリングと称してカメラの前で役人を追求する、は聞こえがいい、実は吊し上げってのをやってましたからね。 

www.zakzak.co.jp

  
 2大政党制にしたいのだったら政権交代しても国幹たる国益、国防にブレのない政党でなければ、中北露のミサイルに狙われてる現況では危なくって任せられない。

 それで社説の締めは、一人10票入れられたらなぁというもの。そうすれば無駄票が出ないらしい。掛け替えのない1票と云うくせにこれでは票のインフレ、値打ちが下がる。

 更に投票率50%前後じゃ格差は拡大、前に1票の格差にふれた時、長くなるから割愛したけれど、格差を是正しろという側はこの低い投票率が利する事を織り込んでの云い分。

 組織票を持ってる所は低い投票率は有難いですからね。近隣の市議会議員選挙があると新聞見ながらまとめてみるんですがだいたい同じ傾向が出てる。

 例として2019年の岐阜市議会議員選挙では、組織がしっかりして支持者はほぼ全員が行くと思われる公明党共産党を見てみると、


 岐阜市議会 定員38名   平成31年 2019年  人口 406,735人

 当日有権者数     333,675人

 投票者数       127,667人                 

 投票率         38.27%

 
 公明党当選 5人    16,333人 (投票者数)

 共産党当選 3人     7,658人 (同) 


 投票者数の内 (当選者票数/投票者数)

 公明党          12.79%   

 共産党           5.99%


 有権者数の内 (当選者票数/市人口)

 公明党           4.89%

 共産党           2.29%


 市議会における占有率

 公明党          13.15% 

 共産党           7.89% 

   
 単純にいって、公明党では、岐阜市有権者の約5%で議席の13%が取れる。共産党では約2%で8%が取れる。

 

 同じく各務原市議選、

 平成29年各務原市議会選挙 2017年

 当日有権者数         120223人

 投票者数            58467人

 投票率             48.63%

 公明党当選3人          6388票(投票者数)

 共産党当選2人          3858票 (同)


 投票者数の内 (当選者票数/投票者数) 

 公明党              10.9%                   

 共産党               6.5%

 有権者数の内 (当選者票数/市人口)

 公明党               5.3%

 共産党               3.2%

 市議会における占有率

 公明党              12.5%

 共産党               8.3%

 こちらも約5%で12%、約3%で8%の議席が獲得できる。  

    

 1票の格差を云う時は投票率も考慮に入れなきゃ。都市部では尚更の事、川崎市の市議会構成をみたら共産、公明、その他左派が強く共闘すれば自民党は少数派。

  

ja.wikipedia.org

 川崎市の市議選を見ると、投票率は41.43%。市議定員60のうち獲得数は、

 自民     19人    31.6%
 立憲民主    8人    13.3%
 国民民主    2人     3.3%
 公明     11人    18.3%
 共産     11人    18.3%
 無所属     8人     13.3% 

 投票率   41.43%   

 

 1票格差訴訟を繰り返す弁護士さんたちはこれを見てるんでしょう。公明党が立憲、共産と組んだら外国人参政権なんてあっという間に出来てしまう。

 地方議会から日本は切り崩されてしまう。

 
 維新の吉村大阪府知事も変な事云い出した。差別って言葉便利だから何にでも使い始めた。選挙権の意味がぶっ飛んじゃってる。アホらしい。 

hosyusokuhou.jp