アメリカのバイデン大統領、電撃ウクライナ訪問。用意周到に20日ポーランド訪問と発表しておいて19日未明に出発。
ポーランド内を鉄道で10時間かけウクライナへ。バイデン大統領、ゼレンスキー大統領を抱きしめ力強くその肩を叩く。ゼレンスキー大統領、この訪問を心強く思った事でしょう。
ロシアに対し明確にアメリカ、そして西側はウクライナの味方である事をロシアに示した。80翁とはいえ強行軍をこなし世界の舞台で男気を見せた。
ハリス副大統領にさえ今回の行動を知らせなかったという徹底ぶり、そのくせロシアには事前通告。見せてくれますなぁ。こうなると物足らない人が一人。
昨年末に渡欧した時こっそり、ササッとウクライナに行っとけば良かったのに(高橋洋一が何回も云ってた)、決断力がないとこうなりますね。
安倍さんだったらどうだっただろう。較べるべくもない事を思い描いてしまう。そして一方のロシアのプーチン大統領、21日年次教書演説を行う。
狂人のままですね。誰もこの狂気を止められない。演説を聞くロシア要人たち、カメラはショイグ国防相をクローズアップするけれど表情は読み取れない。
プーチンはこの侵略をウクライナのネオナチ政権からの脅威を排除するためと正当化し更に軍事侵攻継続を口にするけれど、本気か。
まぁ正気じゃないわね。正気じゃない人に正気の人達は何も云えない。そんな事一言でも云えば即刻粛清される事が判っているからでしょう。
かくてロシアはさらにドツボに嵌って行く。救いようがない。ひとえに先制独裁国家の怖さ。間違った時に修正の効かない悲惨。
そんな国が日本の周りには他にも、中国習近平、北朝鮮金正恩、周りはイエスマンばかりで誰も暴走を止められない。非民主国家の数周遅れの恐怖政治。
そんな国に囲まれているんだから日本は性善説やめて何時牙を剥くか判らない狂気に立ち向かえる武を備えたネガティブリスト国家にならんといかんでしょう。
これとこれはやってもよろしい、他は駄目というポジティブリストではなく、これはしては駄目(非戦闘員に対する攻撃とか)、それ以外喫緊時すべき事は自分で判断し迅速に対処できる国にせんとイカンわね。
中日新聞の社説はことごとく何云ってるんだという反発しか覚えないけれど2/19の社説はロシアの行方を論じてすんなり読めた。
〇 ロシアはウクライナだけではなく旧ロシア圏も失うかもしれない。
〇 ロシアの国力衰退は避けられず欧米と決裂したロシアは中国に飲み込まれてしまうかもしれない。
今朝は3面にヨーロッパ総局特派員の解説記事、欧米各国に支援疲れ、そのテコ入れにバイデン訪ウ。米ロ対立は長期戦に。
愚かな事をしでかしたプーチン。その強気はもう後戻りは自滅と判っているから。自裁して責任を取るという潔さはこのロシア人にはあるまい。
斯くてたった一人の狂気に世界中が迷惑を被っている。まだ二人ほどこの手が居るんですよね。そしてこれが通っちゃうと我もとのさばりたい国は幾つもある。
今日2月22日は「竹島の日」NHKは朝のニュースで2/22はにゃんにゃんで猫の日とやってた。