国会で中々に面白い質疑、発言が出て来たので今朝のNHK、中日新聞がどう報じるか見てたのだけれど報じなかった(ようだ。全部見てる訳じゃないので)。
これは既に前デジタル相が発言してた事でその流れだろうと思うけれど、紙の保険証における不具合600万件という数字。
www.youtube.c 猪瀬直樹議員質疑。12:50からのまとめ。
猪瀬議員
紙の保険証を使った現行の業務でも 本人確認ができないだろうなどの理由に よって支払い基金とか国保連合に 病院とかクリニックから行くわけです 。そのレセプトが年間600万件の医療機関への差し戻しがある600万件も年間ですよこれね、
マイナー 保険証の誤登録が数千件とか今騒いでいるけれども紙の保険証でやってると、こういう内容を無視してただ件数だけ今 上げつらっているそういう委員の方もいる。
こんなにあるんだから良くなるため に マイナーカード使うんですよっていう風に積極的に考えるべきなんですけども大臣 それについてご説明願います
加藤厚労相
委員ご指摘のように約536.1万件があったということこれはあの別に隠し てるわけじゃなくて公表はさせていただい ている。
患者の保険資格の過誤が判明し医療機関などにレセプトが返されるケース、社会保険 診療報酬支払い基金のデータによると・・・資格喪失後の受診これが約4割強、医療機関等での患者の指名の転記ミスこれは 約3割というのが実態。
戻しが600万 500万件あるよということをやっぱり云って、マイナーカードをだ から必要なんだというロジックで展開してもらわないとねいけないんじゃ ないかと思うんですが、
マイナンバー制度の 導入をオンライン資格確認システムが導入されこれによって1~2ヶ月の時差が あった資格確認が即時に行えるようになったのでこれまでこの5、600万件あった 差し戻しは 減らせるわけですよね
で加藤大臣これでこのオンラインでどのくらい減らしますか また他に 医療現場や利用者にとって具体的にメリットありますか。
加藤厚労相
窓口で正確な情報をオンラインで確認ができ診療報酬を正しく請求できる。古い保険証での請求においてもデータ登録が行われていれば、2か月掛かっていたレセプトの戻しが 以前と比べ4割減少している。
医療機関や薬局からは事務負担を軽減できたという声を頂戴している。
河野デジタル相
(マイナポータルの紐付け作業を行う事で利便性が上がるがその作業について)
自治体その他に紐付け作業の確認をお願いしてる。徹底してやって行く事が大事だからゴールを決めてやって行く。
マイナポータルの利便性が国民に全然理解されていない。もっと広報しろ。
(デジタル庁の云い訳やらがあって)
国民的国家プロジェクトなんですよ だから見当違いの批判にひるむことなくて、自民党与党もね及び腰なんですよすぐ一体化を 引き伸ばすとかね保険証の、そういう及び腰じゃダメなんですよ
怯む事なく粛々と 仕事を 励んで頑張って欲しい。
マトモな良い質疑。
こういう国会の情報をマスコミは、
NHKニュースではトラブルがあった事に対し確認し理解を求めていくという政府答弁に焦点。この猪瀬議員の指摘については報じてない。
ちなみに中日新聞朝刊でも1面「保険証の来秋廃止堅持」「与党にも延期論」「窓口負担割合で誤表示」「マイナ保険証 岐阜など17都府県」
併せて57件のトラブルが確認されていると記事にしてる。そりゃトラブルは有るでしょう、有ったら直していけば良い。
マスコミは余程マイナカードを廃止させ紙の保険証にして不正や診療事務の非効率を維持したいんだね。日本の政治の足を引っ張り邪魔してるマスコミ。