９月１６日、青山繁晴議員の講演会。東京ビッグサイトでの開催、その内容についてはＳＮＳ等で公開しないという約束なので中身には触れない。
２時半開始、途中２０分の休憩はあったけれど７時１５分の終了まで５時間近く立ちっ放しでマイク片時も離さず、精力的な公演だった。
中身は濃かったけれど終わって感じるのは日本の政治の現状に対する不安。一人青山繁晴は屹立して政治に対峙してるけれど他の議員がついて来られない。
誰もが青山繁晴の様な政治活動は出来るわけではない。あまりにも高みにあってこれでは自民党内でも嫉妬、やっかみ、反発を食らって浮いてしまう。
かといって低いレベルに合わせる必要は無いからこれ迄通り進めばいいと思うけれど、政治は義理人情しがらみ絡んだ泥くさいものだから上澄みだけの政治は動かない。
そのあたりの現実との繋がり、あまり前に進み過ぎては誰もついて来れなくなる。ネット時代に出るべくして出て来た政治家ではあるけれどあとに続く政治家を増やして行けるか。
講演の様子は青山ブログに写真とともに出てる。会場、ＡからＸ迄の２０数列、これに横の席数５０位、１０００人ほど入る会場がほぼ満席。
厚い、熱い支持を得てる。でも青山繁晴に集中。第二第三と続く青山作りが課題。
久し振りの上京。３５年ぶりくらい。正確に云うと２０１７年にポール・マッカートニーの後楽園公演に出掛けたから６年ぶり。
その時は神田周辺と靖国神社あたりに寄って今回は臨海部周辺、見る景色が違ってた。一泊した次の日、帰りの新幹線時刻まで上野、浅草を訪れここでも東京の変わりようを知る。
驚きは新幹線名古屋駅から始まる。３連休もあって駅構内混雑、ホームに出てキャスターケースの行楽客、外国人が目立つ。「のぞみ」はひっきりなしに発着、まるで山手線の如し。
１０時台の時刻表見ると１時間に１０本、うちのぞみが６本。最多時間帯では１６本、うちのぞみは１２本、５分に１本出てる。
しかも乗った列車はほぼ満席、ごった返す乗降客をトラブルなくさばく駅員、何事もなく静かに発車して行く新幹線。
指定席について、窓側の席、滑るように高速で移動するＮ７００系、すぐ横揺れ、振動のない事に気が付く。こだまが走ってた初期の新幹線、かなり横揺れがあった。
高速なだけ怖くも感じたものだけど全く不安を抱かせない車内。これは国鉄、ＪＲの積年の研究、研鑽のたまものに相違なかろう。
窓の外を見てて隣を下りのレールが走り頻繁に列車がすれ違う。そのレールを見てるとまさに一瞬の揺らぎもない。
高速で走るからレールの歪みがあれば小さくレールの光った部分は揺らぐ。その揺らぎが完璧にない。まるで停まっているかのように一本の線がぶれない。
つまりこれはレールが正確に敷設されているという事。だから列車は揺れない。車体自体の改良もあるだろうけれどまずは基本のレールが見事に安定している。
おバカな川崎重工が中国に新幹線技術を教えちゃって中国は新幹線大国らしいけれど、こういう目に目見えない部分の習得が出来ているのかどうか。
名古屋駅のあの混雑ぶりを事もなくさばいて５分間隔の発車を管理できるノウハウまで会得できているかどうか。
車両内、席は横５席で２０列。一車両１００人乗車。１６車両の連結。名古屋から東京まで一人１１５００円、１車両約１００万円。１６車両で空席を考慮しても１５００万円。
それが１時間に１０本から１６本、一日に２００本あまり、名古屋以遠も入れて１本２０００万円とすれば幾らだ、４０億円。
２０２２年度のＪＲ東海の売り上げが１兆４００２億円。純利益２１９４億円。確かにしっかり稼いでる。今年はコロナ５類引き下げで更に増収予想。
こんなに稼いで、静岡は「のぞみ」は停まらず通過、中国が大好きらしい知事がリニア潰しをするのはこんな背景もあるのではないか。
リニアが通れば静岡はかすりもせずさらに無視される。中国様に頼まれたのに加えてこれで執拗にＪＲ東海の邪魔をしてるんではないか。
それにしても名古屋、東京、浅草、上野、外国人が多かった。７月８日に安倍総理の一周忌に奈良へ行った時も駅周辺２/３は外国人ではないかと思ったけれど、
半数は外国人ではないかと思った。アジア人も多かった。中国人も習近平が止めても実際は沢山来ているんではないか。
これだけのインバウンドがあれば観光地はお金が落ちる。外国人のマナーを云っても金が落ちれば口は噤む。
その中でどうルールつくりや迷惑、犯罪防止をしていくのか。お客さんイラッシャイで甘い顔をしてるばかりでは混乱は続きカオスに陥る。
外国人を受け入れて譲るばかりではなく不行跡にはきっちり締める強面の法整備も必要だろう。
