晴れたり曇ったり

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こども家庭庁 能登半島地震でNPOに500万円 

 NHKが流したニュース「 こども家庭庁 被災した子どもの居場所づくり取り組むNPO支援へ」 

www3.nhk.or.jp 

 これに杉田水脈議員が異議を唱えた。 

 ・・いきなり地元自治体を通り越してNPOを支援するのではなく、まずは「公」でできることをやり、その上で「民」の手を借りる。この順番が大切です・・

 

 杉田議員は阪神淡路大震災の時西宮市職員だった。だから震災時の混乱を経験して自治体がどう行動すべきかを身に染みて判っている。

 その経験からこう指摘している。この背景には暇空茜氏が問題視しているNPO法人、認定社団法人の杜撰会計と監督官庁の監査不十分がある。

 この事を取り上げたまとめブログを見ると何が問題なのかが寄せられた意見から判る。

 ブログ中にあった参考意見、

 ・・まず、被災状況を把握してどの程度の規模が必要か、そしてそれを実行出来る所はどこかを決めてから支給。

 ・・ある特定のNPOにいきな現金支給は考えられない。ある議員さんが口利きしたのかな?こんな事を個別にやられたら収拾が付かなくなる。

 ・・子供家庭庁、大した役に立たない。過去の地震でもしてないよ・・

 

 杉田議員はこの件に於いて更に申し上げたいことがあるとして、 

 

 行政の権限で通達された事に対し議員や司法が口出しできなない事への危惧を指摘。例えとして通達に基づき今も続けられている外国人への生活保護

 地方行政の現場で様々な問題を見てきた経験からの提言。これは財政が赤字と云いながら民間福祉法人に流される公金の事を考えるとかなり重要な視点。

 


 しかしまぁ、杉田水脈議員は野党、マスコミから目の仇にされてるね。取りも直さずその事は彼女が有能で鋭い指摘をするからだろう。

 チクチク痛いものだから差別だの人権だの本質から外れた部分を取り出して批判をする。つまりは彼女の云ってる事は正しいって事。

 ただ自民党内にも杉田水脈が煙たい層もいて安倍総理という後ろ盾を失った今厳しい状況に置かれているようにも見える。

 今回の苦言は子ども家庭庁への批判にも見え長官の加藤鮎子は面白くなかろう。間違いだ、撤回すべきとまで云ってるから。

 

 子ども家庭庁を作るに当たって汗を掻いてたのは野田聖子で、加藤鮎子は野田聖子の秘書をやってた経歴があって仲間内。

 ついでにいま話題のフローレンスと野田聖子は自身の子供の養育絡みで仲が良さそう。杉田提言はまことに正論だと思うけれど受け入れられるかどうか。

 提言はすんなり届くとは思えずNPOへの500万円は通るんだろう。いろんな柵で絡み合った政治状況の中で正論通すのは難しい。

 だけどこういう政治家がいなければそれぞれの利権でてんでバラバラのフニャフニャな国になってしまう。大事な人材、支持支援。

 

 雪が降ってる。4~5センチ積もってる。