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自民党派閥をどうするか 党刷新本部と政治(まつりごと)変革会議

 自民党の派閥問題、政治資金パーティの収入を記載していなかった事が発端で検察に告発され逮捕者、、起訴という経緯になった。

 きちんと記載してさえいればこんな問題にはならなかった。けれども不記載をもって派閥の存続という大きな問題にまで拡大してしまった。されてしまったと云うべきか。

 専ら自民党安倍派ばかりが狙い撃ちされたけれど他派閥でも、さらに他党でもパーティ収入はあるし不記載もある。然るに自民、安倍派に批判は集中した。

 検察も大騒ぎした割にはしょぼい結果となって先年の検察人事をめぐる遺恨だともいわれる始末。その後ろには財務省も居るか居ないのか官僚の横暴とも見えてしまう。

 

 そこで飛び出した党の改革案、岸田総理は派閥を解散すると云い麻生派はしないと云い、党の政治刷新本部は改革案をまとめてる最中。 

www.chunichi.co.jp 中日左翼新聞の社説などそのスタンスは明確だから自民批判ばかりだけれど派閥問題のこれ迄の経緯と左翼の見方の参考にはなる。

 

 自民党は衆参400人もの集団だからそこを一つにまとめるというには簡単ではなかろう。当然右寄り、左寄りと意見の相違から幾つかのクラスターに分かれる。

 政策の集約を目指しグループ毎に分かれるのも自然な事だし已むをえまい。というかそこで意見を闘わし党としての意見をまとめるのは理に適ってる。

 理は適ってもそれぞれアクの強い個性の集まりだから内部での闘争も出て来る。そこで頭角を現したものがリーダーとなりその先には総裁、総理という頂点がある。

 理想やら能書きを云っておれば済む新聞社にだって社内の権力闘争はあるだろうし群れのリーダーとはそうして勝ち上がった者のポジション。

 

 とはいえその過程での不都合な会計処理があるのは拙い。野党も含めそこをハッキリさせるのはまず第一歩。それはそんなに難しい事ではなかろう。

 その上で派閥の弊害その2、派閥が党内人事を牛耳ってる。勝ち組派閥が優遇されそうでない派閥は冷や飯食い。優秀な人材も冷や飯待遇。

 たしかにどうでもいい議員がお飾り大臣になって官僚の云いなるってのはある。閣僚になって地元に錦を飾るのはだれしも望む事。

 だけどなぁ、そんな、どうでも順繰り大臣やってられる幸運な時代は過ぎた。金持ち国家ゆえ外国に食い荒らされる時代になってもうそれは通用しない。

 専門知識を持った能力のある人材が各ポジションについて国家運営をしなければジリ貧、どころか国を奪われる。もう相当奪われてる。

 

 そんな中、一気に派閥を無くしそこを出発点として政治の変革をしたいと声を上げているのが無派閥で孤高の青山繁晴議員。

 ブログで、動画で積極的に意見を発信。マスコミには無視されているけれど発信力ゆえ最近は無視出来なくなってる。党内でも無派閥なのに存在感を増してる。

 この秋にもある総裁選に出ると表明してる。ブログ、動画はすべて拝見してその信念の強さと視点の広さ、行動力には賛嘆措く能わざる。

 今のママが心地よい議員も多くいる事からこの先どうなるのか判らないけれど大きな問題意識を党内に投げ込んだ。

 その云ってる内容はブログと動画にある。自民党を党内から変えると公言、動くか動かないか、これには官僚の抵抗もあるから先は見えないけれど期待をもって注視。

 

 ブログと動画は、 

shiaoyama.com 

www.youtube.com

 


 

www.youtube.com

 

 

www.youtube.com

 派閥解消に反対の意見、

www.sankei.com

 

 昨日、今日とサッシの窓に付いた結露、100円ショップで買ったワイパーで各部屋から集めたら500mlのペットボトル一杯に溜まった。

 よく冷えた。