岸田首相が「共生社会と人権」をテーマにしたシンポジウムに寄せたビデオメッセージに批判が集まっている。
ビデオで述べたメッセージ全文、首相官邸HPにある。
英文メッセージ、
この中で問題とされてるのは、
・・残念ながら、我が国においては、雇用や入居などの場面やインターネット上において、外国人、障害のある人、アイヌの人々、性的マイノリティの人々などが不当な差別を受ける事案を耳にすることも少なくありません・・
・・また、近年、外国にルーツを有する人々が、特定の民族や国籍等に属していることを理由として不当な差別的言動を受ける事案や、偏見等により放火や名誉毀損等の犯罪被害にまで遭う事案が発生しており・・
これに対し、日本では不当な差別などない。首相が発言する事で他国からの批判や圧力に利用されてしまうとか、第二の河野談話だという声が上がっている。
こうして発言し、官邸HPに載せられさらに英文迄用意されていればいずれ「こう云った」ではないかと言質に取られてしまう。
確かに不用意な話だ。人の良い日本人の発想からの発言だ。日本人だけに通用する謙虚な態度なんだろう。一方腹黒い世界、とりわけ中、韓、北なぞニンマリだ。
しかし何でこんな不用意な発言をしたのか。岸田総理が十分この中身を理解して喋ったのか、用意された原稿を読んだだけなのか。
そこんところは判らないけれどこの原稿を用意したのは官邸事務局、官邸スタッフ、関係省庁担当者。そのどこかだろう。
そのどこかが悪意を持って仕込んでいた事だとしたらトンデモナイ事だけどどうなのかは判らない。そうでなかったとしても脇の甘さは隠せない。
示現舎の宮部龍彦氏はこの下書きは法務省が出したんだろうと云ってる。理由はこのイベントを企画したのは法務省。
なお、首相に読ませた文章を作ったのは法務省人権擁護局 https://t.co/AoXuOD9zl1
— 神奈川県人権啓発センター(公式) (@K_JINKEN) 2024年2月17日
そして法務省から受託した団体が「公益財団法人人権教育啓発推進センター」
岸田総理が死んだ目でスピーチした「共生社会と人権に関するシンポジウム」を法務省から受託したのが「公益財団法人人権教育啓発推進センター」で、もとは同和対策で作られた政府外郭団体です。
— 神奈川県人権啓発センター(公式) (@K_JINKEN) 2024年2月8日
最近、その団体でパワハラで退職者が続出しています。… https://t.co/RsdL2uYUPz
このシンポジウムを開催した「公益財団法人人権教育啓発推進センター」について解説します
— 神奈川県人権啓発センター(公式) (@K_JINKEN) 2024年2月9日
まず実態としては推進センターは法務省や中小企業庁から委託されたことを、イベント会社などに丸投げして10%程度を抜いて利益としているような団体です。https://t.co/jnGTRIs7KI…
差別や人権を掲げて大声で騒ぐところはネットのお陰で一歩引いて見ないとイカンなぁと多くの人は学習したと思う。
NPOや一般社団法人なんかも全部とは云わんがおかしなところもあるって事を例えば暇空茜氏が教えてくれた。
そのおかしなところを示す簡にして要なキーワードが「公金チューチュー」まったく、あっちこちでやられてる。
その後押しをするかのような岸田総理の言葉。差別されたり人権を阻害されたりした人は十分な配慮と特別扱いをしてもらう権利があるというお墨付き。
外国人、障碍者、アイヌ、LGBTQ、あまり特別扱いが増えると今度は普通の人たちが差別だって云い出すぞ。
これは官僚が作ったものだと、作ったのは官僚でも声明を出したのは岸田首相で責任は総理にあるとなる。こうなったらもう官僚、万能かつ無双。
絶対失敗しない。失敗は政治家に回す。責任は政治家に取らせればいい。絶対的無謬。官僚がこの国を統べている。それで良いのか?
雨。今週いっぱい天気予報は傘マーク。