日本のGDPがドイツに抜かれて世界4位に落ちたという件について、青山繁晴と高橋洋一がそれぞれ動画でその中身を語っている。
青山繁晴動画
〇 理由の一つは円安である事。もう一つには食料が買えない、
〇 つまり物価が上がって給料が上がらないからGDPの多くを占める個人消費が伸びない。
〇 であれば消費税を下げるべき。物価が上がった分を補える。
〇 総理は所得減税を6月にやるというがタイムラグもある。
〇 物価が上がってる分を賃金が追い付いてない以上消費税を下げるべき。
〇 モノが売れだすと経済の好循環が始まってGDPが上がる。
〇 政権の決断として庶民の購買意欲をかき立てる決断をすべき。
shiaoyama.com ・・真の問題は、財務省が実経済をほぼ無視していることであり、日銀も実質的にその財務省に追随してきたことであり、岸田政権がそのメイド・イン・財務省の深い穴に墜ちて、増税志向であること・・
高橋洋一動画
www.youtube.com〇 円安の影響もあるがこの30年間デフレでまともに成長してこなかったのが大きい。
〇 各国の名目GDPの推移を見る。1990年を1としたら日本はほぼ同じの1。
〇 米、加、英は3~4倍。独、伊、加が2,5倍。
〇 デフレではなく政府投資の低い日本が普通だったらどうか。タラレバでは赤枠ぐらいには伸びてた。
〇 さらに社会的割引率(政府の金利)が高く公共投資が伸びなかった。
〇 これを補正してたら3倍くらいの伸びはあった。この二つが原因だと思う。
〇 物価指数は当時マイナス1、アベノミクスでプラス0,6くらいになった。コロナがなければ2くらいには行った。
〇 公共投資が過小で経済にも災害復興にも悪影響を及ぼしてる。
〇 国の借金1286兆円と云うけれど資産とのバランスが大事。
〇 それで見ると日本はカナダに次いで2位。
〇 日本はまともな経済運営をしなかったから横這いになってる。
〇 原因は判ってるから対応すれば伸びる。今後の政策次第。
gendai.media ・・成長では、マクロ経済政策が重要だ。1990年代は財務省も日銀も酷かった。安倍・菅政権以降、日銀はまともになった。
・・しかし、上述の通り低金利環境を活かせず、公共投資は過小だった。それにより民間も過小になったのが、GDP転落の背景にある。・・
どちらもGDPがドイツに抜かれて世界4位になった事のは金融、経済政策の所為だと指摘。
政権の、岸田総理の失政と云うよりそれは取りも直さず財務省と日銀の所為。財務省が強すぎて政治がモノ申せない。
安倍総理も押し切られて消費増税せざるを得なくなった。だったら財務省に責任取って貰わんとイカンわね。
今朝も雨空。今週は7日中5日が雨。