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「軍拡より平和外交を」・・現実の欧州は武器支援で連帯 

 4月9日(土)の中日新聞、カルチャー欄でいつも月一くらいで寄稿してる池内了総合研究大学院大教授、「軍拡より平和外交を」という見出しのエッセーを掲載。

 いつも目を通していますから読まなくてもタイトル見ただけで中身想像出来ちゃう。けど読んでみるに、テレビなんかでお馴染みの左傾文化人の公約数的理想論。

 まず、ロシアの軍事侵攻の理不尽さは論を俟たないが、しかしゆっくり考えてみようと、ロシアの兵士もウクライナの市民も家族がいて命を慈しむ気持ちに国境はない。

 この殺し合いを解決するのは国連グレーテス事務総長立ち会いの下プーチンとゼレンスキーが差しで交渉し合意点を見つける以外にない。そうするにはぜレンスキーが「撃つなら俺を撃て、交渉しよう」と宣言する事だろう。

 侵略された側が頭を下げる筋合いはないが、一旦反撃を中断し捲土重来を期する方が犠牲は少ない。子供や若者が生き残りウクライナの未来がある。必要なのは一歩後退の勇気だ、って云ってます。

 

 橋下徹弁護士と同じ事云ってますね。ウクライナに譲歩を求めて非のあるロシア・プーチンに云わない。ま、共産党小池さんと一緒でプーチンには云えない。

 ・・反町理キャスター:
「では、話し合いでプーチン大統領を止められるんですか」

・・小池晃 日本共産党書記局長:
「止められないですよ! だから言っているんです・・」

 ・・小池晃 日本共産党書記局長:
 「9条さえあれば平和を守れるとは私も思わない。ただ、軍事で平和は作れないとうたったことには非常に意味がある。軍拡競争を止める上で、日本は憲法9条のもと非軍事の支援に徹して、平和国家としての役割を果たしていくべき」

 ・・小野寺五典 元防衛相:
 「今の日本国憲法は、日本に戦争はないことを前提に作られている。攻撃を受けたときのことがおよそ想定されていない。有事にも機能するような憲法にするため、改正は必要

 この当たり前な意見。小池×小野寺、子供と大人の論戦。話し合い派には悲惨な現実と戦ってるゼレンスキー大統領への敬意がない。

 国民の犠牲を目にしても逃げ出さないのは、逃げ出したらウクライナの未来はない事を知っているから戦う。

 国民もそれを良く理解し男たちは逃げ出さないで戦っている、立派だと思いますね。それを見て、だからEU諸国も米国も、日本もウクライナに連帯する。 

 この前にはEUのアシュラ・フォン・デライエン女史も市民虐殺現場のブチャを訪れてるし、ウクライナ支援の輪は広がってきている。

 ハッシュタグ #ウクライナのために立ち上がれと支援の輪。

  #StandUpForUkraine  

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 岸田首相もこの中にいる。林外相もポーランドに行ってる。その意味、日本の場合、G7自由社会の一員というだけでなくこれは、

 「遠い欧州の戦いだけではなく、中国の台湾侵攻、尖閣強奪」という同じ危機を抱えてるから他人事ではない。その中国、 

 

  驚いた事に沖縄タイムスがまともな意見を紹介してますよ。

 ・・外交力を発揮すべきだというのは正しいが、軍事力の背景がないと効かない。

 ・・抑止力とは、もし日本に軍事行動をとったとき、相手が許容できないだけの環境をつくることができるかだ。

 ・・日本が防衛力を高めたからといって緊張が高まるわけではなく、緊張が高まるかどうかはひとえに現状の変更を目指す中国の行動にかかっている。・・  

 

 

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   Cat battalion. Even Ukrainian cats are against Putin. 

 猫軍団・猫もプーチンと戦うって云ってるけど当の猫は弾の発射音の度にビクビクしてる。それでも寄り添ってるのは何処にも行く処がなくて危害を加えず邪険に追い払わないから兵士にすがってる。ウクライナ国民と同じ。