中日新聞日曜日の2面、左に偏った知識人限定の寄稿欄「視座」15日は田中優子法政大前総長の番。「反戦準備」というタイトル。
ジョン・レノンの唄を引いて反戦のあれこれを語る。・・反戦とは、理屈ではなく「戦争は嫌だ、止めろ」という叫び、日本人はその準備が必要なのではないか・・と。
・・自民党は公明党と敵基地攻撃能力保有を合意した。軍事費の倍増、原発の継続新設も決まった。
・・学術会議の在り方を政治的意思に従わせようとしてる。これらは日本が戦時体制に入りつつある事をし示してる。・・
その後が面白いんだけれど、
・・森友学園は国有地を与える事によって教育勅語を教える学校を認可する意図であった・・
「意図であった」と云い切ってますよ。頭の中妄想渦巻いてない?その後も目まいにする言葉が続く。
・・学問と教育と家庭を支配するのは、人の心を制御するファシズムの常套手段である・・
・・満州事変が、真珠湾が、ウクライナが、戦争は突然始まり、その原因は一方的に相手にあるとされ、つまり「防衛のため」と云い続ける・・
・・だから反戦の準備をしよう。戦争がどう用意され何をもたらすのか伝える事が必要だ。歌で、短い言葉で、行動で、やがて一揆の日がやって来る。心の準備が必要だ・・
反戦は結構だけど、あえて書くけれど、「女、子供の理屈で」戦争を絵空事にしちゃぁイカンと思う。戦争の実相は非情で残酷で無慈悲。
動画のショートバージョン見てたら今行われてるウクライナ・ロシア戦争の現実がアップされてる。近代戦だからライフルでドンパチじゃなくミサイルで一発必中。
ヘリコプターに命中し墜落。戦車がロケット砲で狙われ爆発炎上。歩兵の塹壕にドローンから爆弾投下、飛び散る兵士の死骸。
そこに女性の姿はない。もとはプーチンの狂気だけれど狂気に歌で語る平和を説いたって鼻先で笑われるだけ。それとも田中さん出掛けてって歌うたいますか。
独裁国家の狂気に対処するなら絵空事云ってないでミサイルやロケットや艦船、航空機。軍備万全に備えて国民を守る準備こそが必要でしょう。
戦うのは男ですよ。男が女子供を守る。今も昔もそれは変わらない。だから安倍総理は危うい中国を念頭に「自由で開かれたインド・太平洋構想」を提唱し米、豪、印が応じ「戦略」となった。
インドは戦闘機を派遣していま日本にいる。戦闘機はスホーイSu30が4機、輸送機、空中空輸機も同行、空自のF15と共同訓練。
中国の戦闘機は同じロシアのSu30とそれを元に作ったコピー機、相手の戦闘機の性能を知る事は重要、その意図を判ってインドは派遣。
台湾有事は日本有事、寝言云ってる暇はないんだけど寝言云ってる。それでも日本人も目覚め始めて危機感は高まってる。
フジテレビの日曜報道でのアンケート結果、
「台湾有事で日本は軍事面を含め積極的に関与すべきか?」
そう思う 83%
思わない 9%
どちらともいえない 8%