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ツイッター買収批判 公平な場になる事を恐れてる

 中日新聞4/28の社説、 

 ・・ツイッターを、イーロン・マスクが買収する。マスク氏はツイッターの投稿規制を「検閲」と繰り返し指摘。トランプ前大統領のアカウントを永久凍結したことも批判。「言論の自由」を確保するため、投稿管理の改革を進めるとしている。

 ・・しかし、差別や暴力、誹謗(ひぼう)中傷を助長する投稿や偽情報が野放しにならないか。公共性を確保できるのか。真偽の見分けがつかない投稿も多い。

 ・・マスク氏は過激な投稿を繰り返し、新型コロナウイルスの検査を「でっち上げ」と批判して物議を醸したこともある。公共空間を担う株主としてふさわしいのか

  ・・ツイッターが引き続き公共性を維持できるのか。経営の行方を国際社会が注視する必要がある・・

 

 こう批判してるけどこれって自分達マスコミの事云ってない?公共空間を担うメディアとして相応しいのか

 中日新聞は、中部地方の新聞とテレビ、ラジオの電波を牛耳ってる。テレビの弊害はよく知られるところだけれど、ラジオ、これが曲者。特定思想押しつけ媒体として影響力ありまくり。

 中部日本放送CBCラジオの「つボイノリオの聞けば聞くほど」月曜から金曜まで朝9時から12時まで、軽妙なトークとくすぐりでもう25年も続いてる人気番組。

 パーソナリティのつボイノリオ、「金太の大冒険」を作って歌ってる人。スケベ話をさせたら天下一品で際どいところまで持って行って堕ちない。

 スケベ話をする裏で歴史とか地方史のうんちくを講談よろしく語るものだからリスナーはその落差にバカ云ってるけど本当は賢いんだと好意を持ったり親近感を持ったりして人気者。

 番組開始当時から車の運転時には何時も聞いててつボイノリオの話術に引き込まれていたんですけれど、相棒が小高直子アナウンサーになって、2008年あたりから様子が変わってきた。

 小高直子アナは左ですね。弁は立つしつボイノリオとの掛け合いに頭の回転が速いから番組は良く転がる。左小高が何か云っても当初はつボイノリオも一歩引いててまぁ、安心して聞けた。

 それが変わってきたと感じたのは麻生総理の時の総選挙あたり。あの時は中日新聞CBCテレビ、ラジオ、連日の麻生叩きはヒドかった。

 ホテルのバーもカップラーメンもどうでも良い些細な事を紙面フルに使って麻生さんの悪口、罵詈雑言。新聞記者の知性、こんなもんかとひどくガッカリさせられた。

 輪を掛けて小高直子、それにつボイノリオも乗っかっちゃってた。個人の思想はどうであれ御大は左の狂奔を眺め乍ら時々素っとぼけたり機知にとんだ皮肉を呟やくポジションにいて欲しかった。

 そうじゃなかったから以降聞かなくなった。だけどあれは人気番組で、仕事をしながらとか運転中とか聞いてる人への訴える力は強大。

 リスナーからのFAXやメールを折り込み連帯感、番組の予定調和にのせられ「麻生自民はダメだ」が広がっていった。

 マスコミは公平じゃないでしょう。中日新聞なんて偏向しまくってる。それがこんな社説を掲げる。SNS、ツイッターは極論、暴論もあるけれど一応左右それぞれの言論がある。

 しかしツイッターも運営のさじ加減偏ってないかという疑惑の延長線上に今回の買収劇があるんじゃないんですか。中日新聞の社説はその疑惑側にいて擁護してる。

 対して今回の買収劇の本質を突いていると思う意見、トランプ大統領の報道官だったケイレイ・マケナニーのツイッター。 

 卓見、そして、偏りの揺り戻し。