晴れたり曇ったり

毎日空を見て暮らしています。良い天気の日もあるし曇ったり荒れたりする日もあるし、日々繰り返し。

美濃加茂特産の干し柿にかぶりついて批判されてる河村市長 

 地方ネタ、岐阜新聞に載った記事。ちなみに中日新聞岐阜県版には載ってなかった。 

www.gifu-np.co.jp 

www.moeasia.net 

 記事読むと1月に藤井美濃加茂市長が同市特産の高級干し柿の宣伝の為河村名古屋市長を訪ねた際に河村市長がさっそくかぶりついた。

 その事を干し柿生産者でもある同市市議が「侮辱された気持ち」などと市議会で質問したというもの。さすがにこれはと思うけれど、 
 

jisin.jp あの女性自身でさえ「さすがに気の毒」って記事書いてる。

 他愛ない話と片付けるか、根のある話と読むか、こんな話議会で質問する事かと思うけれど、複雑な地元事情もあるから根っこはあるんでしょう。

 「河村市長のパフォーマンスを笑顔で黙認する藤井市長の態度を批判した」とあるように批判先は藤井市長。河村市長はトバッチリ。

 

 河村市長の五輪金メダルをかじった事だってご愛敬で済まなかったのは愛知トリエンナーレ展での反骨がマスコミや主催者側左派の気に障った事が伏線。

 マスコミは左派の味方だから大村愛知県知事とも対立する河村市長は攻撃される。新聞記事になってテレビで報道されれば河村市長のご愛敬仕草はやり過ぎと批判集中。

 やり過ぎはやり過ぎだけれど、マスコミは政治家より上に君臨する権力者だからスクラム組んで報道されたらひとたまりもない。それが尾を引いて今回利用されてる。

 

 藤井市長は収賄で有罪判決を受けて上告はしたものの再審請求を却下されてる。 

www3.nhk.or.jp

 この事件の一連、逮捕から裁判については藤井市長自らnoteに詳細を記録してる。 

note.com

 事実は当事者にしか判らないけれど、執行猶予ののち公民権を回復し市長選に出て当選、現在美濃加茂市長。有権者は藤井市長を支持してる。

 ただ面白くないと思う人達もいる。事件の発端からしていきなり20代で市長になった藤井氏を疎ましく思い対立する層もいたと聞く。

 地方の古い宿場町の事、若手市長からいきなり市政にあれこれ手を突っ込まれて苦々しく思う人もいるでしょう。

 藤井市長を直接には知らないけれど藤井市長と親しくしている地元の知人がいて、その人となりは聞いてる。真っ直ぐな人のようで、それ故の軋轢は当然ある。

 事件から10年、当時28歳だった市長も38歳。波乱万丈の歳月だったであろうけれど乗り越えて市長4選目。この経験は苦々しいものの得難い。

 政治の実務はしんどい事の繰り返しで、理想を掲げてもその通りには行かない。それを呑み込んで政治家として一皮むけて伸びて行かれたらいいなぁ。