美濃加茂市の干し柿騒動、干し柿生産者の振興会が「自由にお召し上がりください」と声明を出して大人の対応。
2023年3月17日
騒ぎのもととなった記事、2023年3月10日
たまたま河村市長がかぶり付いたからそれを奇貨とした地方政治の掻き回しに見えたけど回りの大人がうまく着地させた。
下手すりゃ高級干し柿のイメージを損ねるところだったけれど、これで逆にほとんど地元にしか知られてないブランドを宣伝する事が出来た。
2022年12月2日
www.gifu-np.co.j ・・1個90グラムで木箱入りの最上級品「誉(ほまれ)」(10個入り2万800円)の年内発送分は、1日午前中には既に売約済みとなった・・
干し柿1個2800円、箱代があるとしてもすごい値段。地元の農協スーパーでも等級の下がる干し柿売ってるけれどそれでも1個600円とか800円とか。
手間暇かけて作ってるんだから製作コストからしたらそうなる。これをなんとか売りたいからと値段を下げるとコストとの兼ね合いで苦労多くて利益出ずになってじり貧。
正当な値段で売れるのが健全、どのみち大量生産は出来ないのだから干し柿振興会としてはこれは上手い落としどころ。
岐阜新聞も、共同配信記事をそのまま載せて真っ赤に見える時もあるけれど、地元の話題を過不足なくフォローした記事を載せて結構。
朝日、毎日がジリ貧を隠せず新聞業界の黄昏時だけれど、あれは大手紙で手を広げ過ぎて撤退が難しいから足掻いてる。
コンパクトな地方紙は生き残り余地はあると思うんだけれど。もう中央政界や世界情勢等手に負えない情報には手を出さない。
大手紙と張り合って論説書いてるより地元に重点を置き隅々まで回って地方紙に徹する事の方が読者ニーズがあるように思える。
干し柿騒動、岐阜新聞にその顛末きちんと載ってるの見てなんか嬉しい。常日頃大手紙(中日含む)の切り取りや偏向記事読んで辟易する中少しスッキリ。