晴れたり曇ったり

毎日空を見て暮らしています。良い天気の日もあるし曇ったり荒れたりする日もあるし、日々繰り返し。

日韓通貨交換(スワップ)再開 聞く耳岸田ではなく云いなり岸田

 昨日午前の時点では日韓通貨スワップ協定の再開は決まっていなかったのだけれど、今朝の中日新聞、これの合意が成ったと1面に記事。 

 

 3面で韓国目線の解説記事。 

 

 両国の通貨、円とウォン、金融危機時にお互いの通貨を融通し合うのがスワップだから日本が困った時には円をあげて代わりにウォンを貰って危機をしのぐ。

 (そんなことあり得ない)

 円はハードカレンシーだからどこの国にでも通用する。一方ウォンは弱小通貨で幾らウォンを持って行って銀行窓口でドルに交換してくれと云っても相手にされない。

 大体日本が金融危機に遭遇し困るなんて考えられない。持ってる対外資産は世界一位。つまりタップリ世界のあちこちに貯金がある。

 なのに何で日韓通貨スワップをするかと云えばただ単に韓国が経済低迷で資金に困っていて日本におねだりしてるだけの事。

 ふつう困ってお願いをする時はする方が頭を下げて来るもんだ。それを何だこの記事「日韓経済友好の象徴」・・贈り物のやり取りが仲を深める・・

 その贈り物って、韓国は元徴用工問題の解決、それに対するの日本の贈り物が「協定の再開」なんだって。いつ問題が解決したんだ?してもいない口先だけのでしかないものと等価交換。

 中日新聞1面の図を見ると交換時の通貨は円・ウォンじゃない。韓国が困って日本のウォンを差し出したら日本はドルを融通する事になってる。

 そりゃぁ韓国は大喜びだろう。直接ドルを貰える。中日の記事では日韓の外貨準備高の推移も図にして載ってるけれど日本に比べ少ないものの韓国だって4千億ドル持ってる事になってる。

 だったら別に必要なかろうと思うけれど、中国の数字と一緒でこんなの宛にならない。見得張ってるけど実際は使えるドルなんて枯渇してるんだ。だからスワップをして欲しい。

 

 民主党政権時に野田首相がわざわざ韓国まで出向いて700億ドル、7兆円ものスワップを締結。その後李明博大統領の竹島上陸で縮小後延長せずとなってた。

 韓国はやせ我慢してたけれど今回どうしようもなくなったんだ、安部首相が存命ならば出来なかった事を、韓国に騙されるのが趣味らしい岸田首相はホイホイ再開させてしまった。

 しかも、何の担保も取らず。竹島を返すとか、せめて日本大使館前の慰安婦像の撤去をさせるとか、レーダー照射謝罪させるとか、何も云わず、云われるままにお金の融通。

 結局岸田首相は安倍総理が進めて来た、少しずつ積み上げて来た戦後のレジームの大掃除をまた元の木阿弥に戻し始めてる。

 自分の意志でそうしてるのか、云われるままにそうさせられてるのか、信念のない、骨のない政治家だって事見え始めちゃった。

 どこが外交の岸田だ!安倍首相の実績の上に乗っかってただけじゃないか。その上内政では財務省の云いなりで増税路線歩かされてる。

 かといってその後を考えると、茂木とか河野太郎とか危ないのしかいないし、高市早苗の芽は、後ろ盾がないから潰されるだろうし、つくづく安倍総理が斃れてしまった事の損失は大きい。