青山繁晴ブログの編集画面に本人が入れないと云ってる。昨日のブログにそう書いてあって今朝もまだ不具合のままの様子。原因不明、つい誰かの仕業かなんて思っちゃう。
誰かって誰だ?普通に考えれば青山ブログや動画で歯に衣着せぬ直言繰り返してるから面白くないと思う人はあちこちに一杯でしょう。
共同通信出身だからマスコミの手口も良く判ってる。取材経験も豊富、その上で誰にも忖度せず発言するものだから左翼、野党界隈だけでなく与党内にも敵視する人はいる。
もう一人ズバズバ云うものだから嫌われてそうな人がいて、高橋洋一。嫌われてるであろう分だけこの二人ネット界隈では注目され支持を得てる。
もっともこれはネット内だけの事で新聞やテレビしか見ない人にとっては無名、存在していない。高橋洋一はそれでも関西ローカルテレビの「正義のミカタ」で一部に知られてる。
高橋洋一は元財務省の官僚だから財務省の手の内は判ってる。マスコミは高橋発言を取り上げないけれどそれはマスコミが財務省を恐れているから、報復が怖い。
どうやら財務省は無敵官庁で官界のみならず政界も支配してる様子。つまり日本国は財務省の手の内にあって表に出ず責任取らないけれど影の支配者らしい。
そんな事ネットがなかった時代には思いもしなかったけれど、この30年にわたる日本経済の停滞は「日本の借金が―」という財政規律に拘る財務省マターだって事知られるようになって来た。
「日本の借金が―」がおかしい事をこの15年来指摘して来たのは三橋貴明の功績だと思うけれど、安倍総理と一緒になって具体的な景気対策の助言をしてきたのは高橋洋一。
それは取りも直さず財務省に歯向かう事であって、まさしく安倍総理は財務省とも闘っていた。そして執拗な抵抗を受けていた(と思う)。
高橋洋一は自身の動画チャンネルを持っていて、そのチャンネル登録数、再生回数とも下手な地方紙を超えるメディアになっているけれど他媒体、チャンネルへも沢山原稿書きや出演を果たしてる。
馬渕睦夫、元駐韓大使の動画に高橋洋一を招いて消費税についてのレクチャー動画が上がってる。今年5月25日のアップで38万人視聴。
この動画は4年前に未来ネットに上げられていたもの。その一部の切り抜き。テーマの「消費税に関する財務省のウソを暴く」について判り易くまとめたモノ。
しかし改めてこういう動画を上げるというのは消費税やその他に対する財務省の姿勢が変わっていない事への危機感があるからでしょう。
元の動画は、
高橋洋一の語る財務省三っつのウソ。馬渕睦夫が自身の動画で公開。高橋洋一をゲストに保守陣営の論客が話を聞いた時の切り抜き動画。
三っつとは、
② 年金が破綻するので消費税を増税する。
③ 消費税増税しても景気は悪くならない。
これらウソに対し何故ウソをつくのか、その理由を語った後に馬渕睦夫の感じた疑問をまとめてる。馬渕睦夫は元駐韓大使。
要約をしようと思ったけれど、下の「いわんかな」動画の”もっと見る”に要約あり。そこを読んでもらうとして、馬渕動画内での高橋洋一への質問とその答えをまとめると、
〇 官僚のはしくれとして云ってる事良く判る。財務官僚が一番強い。優秀だし権限持ってるから強い。
〇 そこが傲慢。嘘も通す。財務省の体質は戦後70年続いている戦後体制の象徴。
・・結局財務省の体質っていうのも戦後の体制の象徴なんですよ。でこれがもうそのごまかし国民運動になって騙す時はいいというようなね、まあ簡単に言えばずっとね戦後70何年ずっと続いている・・
(そこで問い。 財務記者が記事を書けないのはどうしてなのか)
〇 財務諸表を読めない記者がいる。それが1点。
〇 記者が間違って書いたら大変、記事ネタが取れなくなるから書かない。
〇 財務省がレクチャーしてくれない事は書いちゃまずいんだろうなと忖度しちゃう。だから書かない。
知識がないのと忖度して書かないという高橋洋一の答え。成る程。4年前の動画だけれど結局財務省はそのままで政治はこれを修正できない。
財務官僚が支配してる国家。これではデフレはこのまま続く。景気回復はせず「国の借金が―」と云われ続けて増税がこれからも続く。