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半導体シェア70%の日本が衰退した理由 復活する理由 

 ラフマニノフ交響曲第2番は最高傑作と評されるが、低迷していたラフマニノフはこの曲で復活したという前振りから日本経済の復活について語るブログ。


 「まだまだ続くお楽しみ」 今井きよし公式ウエブサイト、参考になる記述があったので、 

www.kiyoshi-imai.com 
〇 1980年代日本は世界の半導体のシェア70%を占めて「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と絶好調だった。

〇 ナンバーワンの地位を脅かされると誤解した米国が日本叩きを開始する。

〇 「デフレと円高円高とデフレ」の悪循環を仕掛けた。

〇 1985年プラザ合意が始まり。日米半導体協定で、日本の特許公開など手足をしばる公約をさせられた。

〇 当時米国は、台湾や韓国のように民主政体に中国も変わるという間違った思い込みがあった。  
 
〇 中国を持ち上げ、日本を叩く。クリントン大統領が当時、日本によらないで1週間中国に滞在した。

〇 半導体戦争について「日本は勝った」と云って東芝が叩かれた。私が戦犯だ。

〇 安倍晋三さんの登場で収まった。米国指導者層の中には「いくら何でも」という意見があったのだろう。

〇 トランプ政権は5年前のペンス演説で対中新冷戦を開始した。

〇 最近になって、ドイツやフランスが頼りないことに気付いたバイデン政権は、同盟国としての日本を大いに大事にするようになった。

〇 ①円安の許容、②半導体工場の建設の容認、③資産運用、業界の大物が来日し、岸田首相と面談。

〇 恐ろしいのは、中国経済の破綻。背景は不動産バブルの破綻。

〇 しかし中国への日本経済の依存を過大視は必ずしも当たらない。

〇 対中輸出は8カ月連続で減少し、代わりに対米輸出は29カ月連続して増加している。

 

 成る程、日本の衰退は、アメリカの逆鱗に触れ日本はやり込められて半導体生産は台湾、韓国に持って行かれてしまってたんだ。

 アメリカは中国を過大評価しモンスターを育ててしまいその後間違いに気が付いた。

 

 ナンバー2は粛清されると云われてる通り。残念ながらジャイアンアメリカの気に障る事をすれば潰される。冗談じゃない、やってやろうじゃないかと云わなかった日本はヘタレ。

 ヘタレてたから一時イジメられたけど復活の芽も出て来た。なんというか、イキって自滅するよりは結果として良かったのか。

 一国では世界相手に立ち向かえないという苦い経験もあるし、協調し合わないとどこの国もやっていけないわけでこれも世渡り。

 

 クリントンは今にすれば繰り人形。若くて見栄えがすればアメリカとすれば良かったんだ。どう見たってやり手には見えなかった。

 それで良かった。云いなりになってくれれば軍産を牛耳ってる経済界から名誉と金は与えられた。

 そう行かなくなったのがトランプさん。予定調和を狂わされてどう見たって選挙不正があったのにそれは不問で落選。

 その誤魔化しに国会議事堂突入を画策されてその後も訴訟乱発で足引っ張られてる。それでも人気落ちてない。

 トランプさんの政策が良いか悪いか判断できないけれど、何をやるか判らないから危機感持った既得権益層が暗躍し潰された。これはDS陰謀論になるのか。

 

 日本の半導体の没落、アメリカはジャイアンだなぁ。それでもロシアや中国よりはマシか。世界は腹黒い奴ばっかりだ。