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憲法記念日 改憲論議 急ぐ必要ない65% 

 5月3日、憲法記念日。岸田総理は最近憲法改正を進めると発言してたけれどあれは云うだけの打ち上げ花火、その後具体的に動いた形跡なし。

 政治も行政もグズグズ、サッサとすべき事多々あるのに揚げ足取り国会、屁理屈論争で的を射た議論が出来ず流されて行く。

 

 今朝の中日新聞憲法施行77年とて紙面の多くを割き憲法に関する社説、記事を掲載。論調は改憲反対一辺倒、多事争論の気運はない。

 2面に共同通信の行った世論調査、見出しは「改憲論議 急ぐ必要ない 65%」マスコミの常套手段バイアスの掛かった調査結果で世論誘導。

 

 最近も女性天皇容認90%という調査結果があった。女系と云わず女性として女系に道を開こうとするまやかしアンケート。

 情報を正しく、過不足なく伝えず世間の判断を仰げば結果は片寄る。それを意図してやってるのがマスコミの世論調査

 共同通信はその記事を加盟の地方新聞社に流し地方新聞社はそれをそのまま載せるから世論は歪む。
 かくて皇嗣秋篠宮文仁親王、次いで悠仁親王という正当な皇位継承者がいるのにその存在を無視して皇統を破壊する女系天皇への邪道を敷こうとしてる。

 

 憲法改正も同じく、手足をもいだままにして置く事が喜ばしい近隣特亜の工作に乗ってポリコレ平和の旗を振ってる。

 そりゃぁ日本国憲法の理念は美しい。誰もこの条文に反対は出来ない。ところが戦後79年がたって世界の情勢が様変わりして来た。

 第2次世界大戦が終わって皆やれやれと思った。戦争はこりごりだと思った。その思いの中で日本国憲法は受け入れられた。

 ところがその美しさに綻びが出てる。不備がある。世界は日本みたいに道徳的ではない。美徳を掲げると足を掬われる。

 だから見直そうとしてるのに一字一句変えるなと拒む勢力。何考えてるんだろうね。国が侵略される。自分の娘や孫児が凌辱される。

 そんな危機が目の前にあるというのに何もしようとしない。どころか足を引っ張っている。せめて侵略に抗するための9条でさえ変えるなという。

 

 中日新聞4月29日の紙面「憲法の心をどう伝えるか?」3人の識者にインタビューした記事。第13条、第14条、第97条についてそれぞれ。

 第13条 すべての国民は個人として尊重される・・

 第14条 すべての国民は法の下に平等であって・・差別されない。

 第97条 憲法が日本国民の保証する基本的人権


 識者の意見を読んでみて、この人たちは文壇、論壇という天上界に住んでいて、例えば川口市におけるクルド人の乱暴によるカオスを知らないんだろう。

 南シナ海における中国とフィリピンの小競り合いを知らないんだろう。毎日尖閣の領海に侵入してくる中国海警の事は知らないんだろう。

 ひょっとして北朝鮮に拉致された横田めぐみちゃんの事も知らないのかな。ウクライナとロシアの戦争も知らないのかも知れない。

 だから美しい事ばかり云って憲法は変える事はない、時代遅れではないと云えるんだ。個人の自由、平等、基本的人権が大事だと説いてくれてる。

 いやいや、個人の自由はいいが行き過ぎると国がバラバラになってしまう。自ずとそこに制限はあるだろう。

 基本的人権が保障されるのも国家という一つにまとまった後ろ盾があっての事。だからこれら条文の始まりの言葉は「すべて国民は」「日本国民は」

 美辞はもういい。目の前にある危機に対しどうするかが問題だろう。手を拱いていると日本は壊れる。再エネ見てるともう相当壊されてるね。

 


 これは菜の花ではない。キャベツの花。

 キャベツ畑、なぜか収穫されないまま放っておかれ花が咲き出した。