晴れたり曇ったり

毎日空を見て暮らしています。良い天気の日もあるし曇ったり荒れたりする日もあるし、日々繰り返し。

イスラエル軍 ガザの病院を攻撃 ハマスの武器は情報戦

 相変わらずNHKはイスラエルハマスの戦争を、ハマス寄りのスタンスで報じてる。イスラエルは非難すべき、ハマス可哀そう。

 ガザ地区ハマスが支配して配信するニュースはハマスの編集。報道のアルジャジーラカタールのドーハにあって収益は外国メディアへの映像使用料。NHKが払うそれが最も大きい。

 カタール政府の支援を受けてるけどカタールの財政悪化とともに会社の経費削減、人員整理が行われ経営は苦しそう。

 一応公平で政治的中立を謳う中東のメディアだけれど、ハマスの指導者はカタールにいてホテルでの豪勢な生活、経営の苦しさもあってどちらかに偏るわね。

 

 今朝もNHKはイスラエルが病院を攻撃した、犠牲者が出たとガザ保健当局の云い分を報じるけれど、イスラエルは10月7日の紛争開始以来ガザ住民の南への避難を呼びかけてる。

 当初は24時間以内と云ってたけれどズルズル伸びて実際の攻撃は1か月たってから。この間避難できるはずなのにまだ残ってるのは何故か。

 病院も当初から電気がないとか燃料がないと云ってたけれど危機状況なら患者を移動させればいいのにそのままでいつまでも子供や負傷者の映像を繰り返し映してる。

 1か月たってイスラエルがガザに侵攻した。もうもぬけの殻になってるのではないのか。それはイスラエルに攻撃させない様に、されたら非人道的だと宣伝する為なんじゃないのか。

 非人道だと云うんならハマスが捕えてる人質の解放をまずすべきなのにNHKその他不思議な事に人質を盾にしてる行為には深入りしない。こちらの方が余程非人道的だと思うぞ。

 

 まぁ、人質を解放したらハマスはもろ攻撃の目標になって壊滅するしハマスの内情も漏れてしまうから解放はしないだろう。

 武力に劣るガザのハマスに出来る事は情報戦、傷ついた子供が大人に抱えられ運ばれる映像は世界世論を味方に付けるための武器。

 かなり成功してると思うけれど、ここでもネットによってハマスの情報戦の裏側が暴露され疑問符を付ける人も出て来てる。

 人道を云うなら世論はまず人質の解放を強く求めるべきで、それも口だけでなく具体的に国連あたりが関わってすれば良いのにグテーレス事務局長はハマス寄りだし無力だし何もしないわね。

 

 繰り返すけど最初にイスラエルに侵入して来て惨殺、人質を取って挑発して来たのはハマスだから。イスラエルとしては黙っていられなかろう。

 その背景が複雑な中東問題にあるとしてもそこを飛ばしてのイスラエル叩きはハマスの思うツボ。解決を目指すならそこに戻って交渉するしかなかろう。

 さらにこの戦争はイスラエルハマスだけの事ではなく背後にイラン、中東全体、アメリカ、宇露戦争のロシア、中国の思惑も絡んでるからややこしい。

 これが世界の現実で、平和の実相で、楽しく音楽祭を楽しんでたらいきなり銃撃された。平和な日本もいつ何時攻撃されるか。9条なんて世界の誰も相手にしてくれないよ。

 

 いい天気。午後から下り坂予報。